米軍、アフガニスタンで病院を誤爆:中国人の反応

bombing in afghanistan

10月3日、アフガニスタン北部クンドゥズでアメリカ軍が国境なき医師団の病院を誤爆し、問題となっています。

同組織は中国でも活動をおこなっています。中国国内では北京と広州に事務所を構え、香港にある「国境なき医師団(香港)」が活動を統括しています。中国には依然として貧困地域が存在し、また都市部でも社会問題が少なくないことから海外NGOが多く展開していますが、通常このように本国あるいは香港に拠点を置き、中国本土内には事務所だけという形をとっています。中国政府は海外NGOの活動に目を光らせており、事務所設置は許可するものの本格的な中国法人(例えば「国境なき医師団《中国》」といった形)の設立は許可しません。海外企業に例えて言うと、中国国内に事務所や支社はおけるが現地法人設立はだめ、ということになります。

関係者に直接聞いた話では、それでも2000年代後半には一時、海外NGOによる現地法人設立が現実味を帯びた時期があったとか。しかし、いつしか潮流が変わりその可能性は低くなってしまったとのことです。その動きは中国の社会問題の深刻化や政治環境の変化と密接に連動していると考えられますが、いずれにせよ”非政府”組織に対する中国政府の警戒ぶりがうかがわれます。

さて、誤爆の件に話を戻しましょう。微博(ウェイボー)より、中国人の反応です。

→公知、早く出てこい。アメリカのために釈明せよ(訳者注:”公知”とは、もともと”公共知識分子”の略ですが、現在では知ったかぶりでネットで自分の意見をひけらかす人のことを指すようです)

→米軍内部の管理の問題

→アメリカ軍はこう言うよ「失礼、古い地図を使っちゃった」(訳者注:1999年にNATOが旧ユーゴスラビアの首都ベオグラードを空爆した際アメリカ軍が中国大使館を爆撃、29名の死傷者を出す事件が起こりました。NATOは中国に陳謝しましたが、古い地図を使ったため誤爆したとアメリカ側は釈明したと言われています)

→ハハ、米帝はこれっぽちの人数、大したことないって言うよ

→国境なき医師団よ、本当に残念だ

→どうしようもない。誰があの国の大統領にノーベル平和賞あげたの?(訳者注:オバマ大統領は「核なき世界」に向けた国際社会への働きかけが評価され、2009年度のノーベル平和賞を受賞しています)

→かつて駐ユーゴスラビア(中国)大使館については、どんな釈明をしてたっけ

→平和がいいよ!

→国境のない医師団でさえ爆撃するのか…

→五毛の陰謀にちがいない(訳者注:五毛とは、アルバイトのネット工作員で政府・体制擁護のネット書き込みをすると言われています。このコメントはもちろん冗談です)

→米軍のGPSもまだ十分正確でないってことだね。もっとよくなるのを待とう

→アメリカは全く…

→アメリカ人が公正で正義だとでも思うのか?殺人犯だ!何年も前、誰が駐ユーゴスラビアの中国大使館を爆撃したか忘れるな!あれは天朝(中国)にとって屈辱だ。

→恐怖分子(テロリスト)よりも恐怖

→民主的な爆撃は爆撃と呼ばないんだ

→やっぱりこのフレーズだよ。恥知らずで極悪非道の米帝国主義!

→技術的な問題だ、米帝は責任を負うべきでは?

→アメリカは闇でどれだけテロリストを助けているかわからない

→ハハ、全世界はアメリカの恐ろしいダブルスタンダードを知っている!!

→(この爆撃で)かつての日本を思い出した。

→故意?

→これがアメリカの反テロか?!民主自由を掲げているが、実際はアメリカは最大の商人であり、地球上最大の強盗であり、世界中で最も野蛮な国家にすぎない。アメリカは利益を最大化するために、全て利益優先で、どんな盟友も、同盟軍も、同盟国も、弱者である庶民も後方に置くのだ。

→アメリカは殺人犯だ!どこでも戦争を起こしてばっかり…

→(アメリカは)少なくとも自国民をいじめたりはしない

→国境なき医師団は偉大だ

→国境なき医師団?ほんと、笑わせる。

→アメリカは常々他の国を批判する。最近ロシアを非難したが自国の行動はどうやって説明するんだ?

→(爆撃は)神のような精度だ!

引用ここまで。

翻訳元:微博


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