【中国】白書「100%の郷鎮にブロードバンド開通」-ネット民の反応はいかに?

xiangzhen

「【白書:我が国は100%の郷鎮にブロードバンド開通を実現した】国務院新聞弁公室が発表した≪中国の貧困削減行動と人権の進歩≫白書によると、2015年末までに、我が国の100%の郷鎮にブロードバンドが開通しており、農村地区のインターネット・ブロードバンドに接続ポート数は1.3億個を超え、貧困地区のブロードバンド普及率は有効に引き上げられ、現地の生産生活条件は改善され、貧困地区の産業の発展に有力な支えを提供した。」(財経ネットより)

引用ここまで。

100%。誇らしい数字ですね。郷・鎮とは、中国の行政単位の中でもっとも下位に位置するもの。かつて郷鎮にある中小企業が”郷鎮企業”として一時期盛んに喧伝されたことから、郷鎮という言葉に耳慣れていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ちょっと数字を見てみましょう。中国の全土には郷と鎮が併せて43,112あり(注)、今回のニュースによると少なくともここまではブロードバンドが開通したということになります。こうやって見ていくと、かなり津々浦々感がありますね。中国中ブロードバンド時代の予感、というところでしょうか。

(注:国家統計局のサイトから。但し、この数字は1996年に発表されたもの~なんと20年前~で、これが同サイトに掲載されている最新の数字のようです。)

もっとも、いくら中国の発展のスピードが速いとしても、中国の農村の実態を見知っていると、全中国ブロードバンドは、さすがにちょっと言い過ぎではないかと正直思ってしまいます(あ、厳密に言うとこの白書も全中国とまでは言っていませんが、一見そのように読み取れます。)郷鎮の人口規模は、数万~数十万人といったところでしょうか、そして各郷鎮の下には地域毎に村民委員会という”自治組織”が郷鎮政府の指導の下に組織されています。つまり、郷や鎮には到達していても、各”村”まで届いているとは限らず、ブロードバンドの普及はまだこれからという地域も残っているようです。

さて、中国人自身はどのような反応を見せているでしょうか。微博(ウェイボー)より見てみましょう。

→郷鎮はいつも停電しているよ。

→騒ぐなよ。

→うちの村には来てないよ

→うちの家にはまだ開通してないってことだけはわかる

→恥知らずなこと、天下無敵

→天津の農村でブロードバンドに接続するのは本当に高い!都市より高い……一体なぜなんだ

→費用が高すぎ

→飯食うのだって問題なのに、ネット接続だって?

→いいことじゃん。

→うちのおばあちゃんの村は、携帯の信号でさえ飛んでないのに、何がブロードバンドだって?

→大きくほら吹いてるね

→100%電気通ってるの?

→政府の言う数字は、見るだけでいい。本気にしたら君の負けだよ。

→郷鎮ね~更にもっと散らばっているのが村だよね~まだまだ先は長いね

→まず先に、庶民が食べられて、医者にかかれて、学校に行けるようになってから、こういうことをやってくれ。

→数字はねつ造できるから。

→ハハ、村の子どもの中には靴すらない子どもがいるのに、一体何を自慢してるんだ

→なんと100%、白書を発表するこの天才の自信は、一体どこから来たの?

→あほ、うちの実家には通ってないよ!

引用ここまで。

引用元:微博

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