中国:結婚式は伝統漢民族スタイルで まるで時代劇-田舎成金のド派手婚 

chinese style wedding

福建省の富豪が息子のために準備した結婚式が微博(ウェイボー)で話題になっています。

「【福建省福清の土豪(田舎成金)が漢民族スタイルの300テーブルある結婚式を開いた 会場準備に100万元(約1,890万円)】一組の新婚夫婦が華麗なる漢服(漢民族の伝統衣装)に身を包み、頭には髪飾りを載せ、ともに手を取りあって荘厳な婚礼の殿堂に入ってきた…昨晩、古式ゆかしき漢民族スタイルの土豪の婚礼が福清市城頭鎮で上演された。3,000名近い賓客がにわかに漢唐の時代に戻った。よくある一般の西洋式の結婚式に比べ、また別のロマンがある。」

引用ここまで。

中国の伝統的な結婚式・披露宴は地域によってさまざまです。例えば一部の農村では、三々五々客人が集まって飲み食いをしては去っていき、また別の客人が来て飲み食いをしては去っていき、と次々と入れ替わっていく流水宴という方式の披露宴があります。香港では、レストランに客人がバラバラと集まり、まず麻雀大会が始まり、そのうちになんとなく食事となり余興などが行われ、食事が終わるとなんとなく客人が去っていく、という終始「なんとなく」スタイルの披露宴が主流のようです。上海の一流外資系ホテルで行われた中国人の友人の結婚式は基本的に日本とあまり変わらないものでした。ただ、新郎新婦が入場する時、通路に沿って立てられた30センチほどの細い花火が一斉に柳のように火を噴いたのには驚きました。花火はせいぜい筒から50センチほどしか上がっていませんでしたが、それにしてもホテルの宴会場でまさか本当に火をつけるとは… 中国の結婚式に共通して言えることは、とにかくおめでたい赤、赤、赤の一色ということです。

さて、この富豪の息子の結婚式ですが、3,000人ほどの賓客が集まった程度では今の中国では特段ニュースにもならないでしょう。伝統的な漢民族スタイル、というところが注目を集めている所以です。この結婚式の写真を見ると、まるで中国のテレビで見る時代劇の装束のようです。いわゆるチャイナ・ドレスは清王朝、即ち満州族の衣装をもとに発展したものです。その一方で、伝統的な漢民族の服装は漢服と呼ばれています。日本では若者が気軽に浴衣を着たり、成人式で晴れ着を着たりしていますし、日常でも和服で外出する人の姿も見受けられます。中国人の若者の中にはそれが羨ましいと感じる人々もいるようで、そんな日本からの刺激もあってか漢服の普及を目指し頑張っている人たちもいます。もっとも正直言って、まだコスプレの域を出ていない感じはするのですが… 

さて、どのようなコメントが集まっているでしょうか。

→これは、お金持ちのわがままだ!!!

→こういう人が招いた披露宴の招待客のご祝儀は、お粗末というわけにはいかない。元は取れるだろう。

→こんな大きな宴会だもの、きっとご祝儀はいらない、って言われてるよ

→福清には成金が多いね(訳者注:田舎成金/富豪と言っても、福清市は百万都市です)

→福清にお嫁にいらっしゃい

→ご祝儀は遠慮します、って紙には書いてあるけど、(みんな)お金や贈物を送っているに違いないって。腕時計とか金の指輪とかそういう類の。それが基本的な礼儀。私の周りはみんなそういう感じ。

→土豪よ、わたくしめにお恵みを!!

→漢民族式の婚礼と古代の装束を着た婚礼は異なる概念だ:伝統文化を広めるのと、悪意で誇張し捏造するのは異なる概念だ。みなさんが自分の目を見開いて理解することを望む。

→浪費?消費と言った方がいいんじゃない

→写真を一目みて、あごがはずれた

→すばらしい。GDPを上げてくれ

引用ここまで。

翻訳元:微博


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