【中国の反応】「中国提訴も」インドネシア調整相 南シナ海領有権問題

natuna

南シナ海で中国が主張する”九段線”について、インドネシアのルフット調整相が、中国が対話に応じなければ国際司法機関に提訴することも辞さないと発言し、注目を集めています。

まず、中国政府の対応です。

「【インドネシアが、南シナ海のナトゥナ諸島をめぐる争いについて中国を訴えるかもしれないと表明 中国側:島はあなたのもの】問い:インドネシアの安全統括大臣は、もし南シナ海におけるナトゥナ諸島海域に存在する争いが解決しなければ、国際刑事裁判所に提訴するかもしれないと発言した。答え:インドネシアは中国の南沙諸島に対してなんら領土要求をしていない。ナトゥナ諸島の主権はインドネシアに属する。中国も異議を唱えていない。」

引用ここまで。

この記事の通り、南シナ海のナトゥナ諸島はインドネシアに帰属し、中国との間に領土自体の問題は存在していません。問題は、水産資源・天然資源が豊富なナトゥナ諸島の”海域”で、同諸島の排他的経済水域(EEZ)が中国の主張する”九段線”と一部重なってしまうところにあります。実際に、同諸島における中国漁船の違法操業は度々問題となっていて、地元の漁民が逆に中国船に脅されるという事例も報道されています。

10月20日、ハーグの常設仲裁裁判所は、南シナ海の領土帰属をめぐり、フィリピンが提訴している裁判の管轄権を認める判断を下しました。これは、同裁判を拒否していた中国の主張を退けたことになります。今回のインドネシアの発言は、この判断に刺激を受けたものなのかもしれません。

中国は先月、破格の条件を提示してインドネシアの高速鉄道を受注しました。また、中国が主導するアジアインフラ投資銀行にインドネシアは380億ドル(約4兆6000億円)の融資を要請する計画を明らかにしています。
(関連記事:インドネシア高速鉄道受注 喜び一色と思いきや… 中国人の反応

微博(ウェイボー)より、中国ネットの反応です。

→理解できないんだけど。何のために言っているんだ?ジャカルタは裁判を通じて(ナトゥナ諸島が)自分のものだと確認する必要があるのか?

→インドネシアは病気なのか?混乱させる
(訳者注:記事には海域の問題が説明されていないので、多くの投稿者が混乱をきたしているようです)

→問題がないように見えるんだけど。

→お金を引き上げて、インドネシアを締め上げろ!

→九段線の外にあるように見えるんだけど…これ、どういうニュースなの…

→インドネシアはおかしくなったのか?

→中共はもういい加減にしろ。戦争したいなら、五毛たちを戦場におくればいい。びびりまくるだろう。他人を扇動したり、スローガンを叫ぶことだけが、共党(共産党)が安定を維持するためにできる唯一の任務だ。
(訳者注:五毛は、政府よりのコメントを書き込み世論を誘導すると言われているアルバイト・ネット工作員のことです)

→島はあなたのもの!と言っておいて、振り向くと周辺海域の問題と言っている(○_○)

→どっちにしろ、フィリピンのものじゃないもんね

→もうどうせなら、全部いらない、もういいよ。釣魚島(尖閣諸島)、あげる!南シナ海、どうぞ!台湾、独立してね!我々、大天朝(中国)は広々とした大国なんだから、気にしない!

→インドネシア政府は当たり屋みたいな態度だ。でも、我々のクルマはまだ発車してないんだけど。

→みんな、小国の気持ちを理解してあげなくちゃ

→インドネシア人の頭は壊れているんじゃないか。高速鉄道のプレゼントだけではまだ満足できないなんて

→なんだかこの件には背後関係がありそうだね。わかっている人が来て説明してくれないかな

→図面(訳者注:海域の地図が記事に添付されています)国連海洋法条約によると、インドネシアはナトゥナ諸島の周囲370キロ程度の海域に排他的経済海域を有する権利を持っている。図を見ると、370キロの一部分は九段線の中にある
(訳者注:ようやく問題の所在が明らかになってきたようです)

→ナトゥナ諸島は昔から中国の領土だ。明朝以来、華人が居住地の絶対多数を占める!

→インドネシアは本当におバカ。どれが自分の領土かわからないのか?自分でもわからないなら、中国の地図を買って見てみたら?

→この島はこんなに遠いのに、どうしてわれわれのものになりうるんだ?インドネシアったら、本当に冗談きつい

→太古の昔から中国のものかもね
(訳者注:”太古の昔から”は、領土問題を主張する際に中国政府が繰り返す決まり文句。ネットではよくからかいの対象になっています)

→憤青たちは軍の反乱をおこして、主席になり、戦争をしまくるだろう。かつて日本の憤青がそうやったように。
(訳者注:憤青は、怒れる若者たちのことで、ネットに愛国的なコメントをよく書き込みます)

→また領土あげたの?
(関連記事:【中国】環球時報:「中露友好!」を謳うつもりが、とんだやぶへびに… なぜかコメント欄には日本のことばかり

→日本が北京の帰属問題で提訴すると表明した。中国側の回答:北京はあなたのもの。われわれはすぐ重慶に移る!

→中国はわざと問いに答えていないんだよ。インドネシアが言っているのは、ナトゥナの排他的経済水域と九段線が重複している問題だ。ということはつまり、九段線を認めていないということだ。中国側としては安易に九段線を放棄できないんだ。

→この島は太古の昔から、中国の領土ではない

→ナトゥナ諸島は確か伝統的な意味では中国の領土だし、資料も多くあるけど、何百年も失われてしまっている。望みはないだろう。

→毎日、日本を掴んで離さないが、それは実際には政治目的を更に深めるため、即ち国内矛盾から目をそらすためだ

→悲しい。中華まんは無能だ!大中華がいじめられるのを許すなんて
(訳者注:中華まんは習近平主席のあだなです)

→釣魚島も争っているんだったら、どうしてあげちゃわないの

引用ここまで。

翻訳元:微博

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