【中国人の反応】香港で春節の夜に”騒乱”、拘束者・負傷者多数-警察が異例の威嚇発砲も 

mongkok riot

春節初日の8日の深夜から翌9日未明にかけて、香港の繁華街、旺角(モンコック)で”騒乱”が起こりました。違法屋台に対する取り締まりにをきっかけに”暴動”に発展し、棍棒もつ警官隊に対し”民衆”がブロックや空きビンを投げて対抗、24人が拘束され44人が負傷する事態となりました。警察は鎮圧の為、催涙ガスを使った他、威嚇発砲を2発行ったとのことです。”暴動”の中心は、”本土派(香港ローカルとの意)”と呼ばれる香港人アイデンティティを掲げる急進的民主派の若者たちと言われ、2014年に大学生が中心となり行われた”雨傘革命”とは異なる勢力と言われているようです。

香港のニュース・サイトには、カメラマンが乱闘の最中にも果敢に走り回り、複数の警官に棍棒で殴られ頭から血を流して倒れている若者(周りの人がティッシュを差し入れ傷を押さえてあげています)を写した動画などがアップされ、現場の生々しい雰囲気が伝わってきます。また、拳銃による威嚇発砲、及び拳銃を水平に構えた警官の姿をとった動画も出回っています。(冒頭写真ご参照のこと)

旺角と言えば地元色あふれる繁華街で、いつ行っても人がひしめき合い、人の多い香港の中でもとりわけ人の多い場所として有名です。また、以前香港人から聞いたことがあるのですが、香港の警察官は比較的高学歴・高収入と言われており、制服も(大陸とは異なり)身体にピッタリと沿い、全身に清潔感が溢れ、色々と尋ねても丁寧に答えてくれ、個人的にはいい印象を抱いているのですが…

屋台や市場と言うと、時代背景も状況も全く違いますが、1947年に台北で起きた二.二八事件を想起せざるを得ません。闇でタバコを売っていた老婆を警官が殴打したことをきっかけに、国民党に対する本省人の不満が爆発、抗議活動が起こり、大々的な流血の事態に発展しました。1980年代末に民主化が進むまで、この事件は台湾では長い間タブーとして扱われていました。

さて、この事件、中国本土でも複数のメディアにより次々と報じられています。香港政府の立場を伝える論調が多い印象を受けますが、微博(ウェイボー)に投稿された記事の中には、既にコメント欄が閉じられてしまったものもあります。(大陸)当局に不都合な書き込みが多かったのかもしれません。ここでは、香港の行政長官、梁振英のコメントを紹介した記事と、中国人によるコメントを見てみましょう。

「【梁振英が旺角騒乱について答える:香港の警察の対処方法は”大都市の中で最も抑制されたものだ”】9日午前、梁振英は会見でメディアに答えた:警察の銃器の使用には厳格なガイドラインがあり、もし何らかの訴えがあがってきたとしても、香港警察は事件の中で最も抑制された方法で対処したと言えるだろう。大都市の中で最も抑制されている。」(財経ネット)

→確かにびっくりだ

→香港は変わった

→こういう暴徒に対して、どうして直接発砲しないのか

→戦車と較べたのかな?

→香港警察は弱腰だ…

→香港警察は抑制されすぎ。アメリカの警察だったら、どうなっていたことか。

→これ、一体どうなってるの

→誰が香港を暴力社会に向かわせているんだ?

→北京と較べると、本当に最大限に抑制されている

→共産党だけがこの動乱の世界を救うことができるんだね

(訳者注:皮肉です、念の為)

→香港の暴徒に対して、香港警察はやさしすぎ!!我らの城管にはるかにおよばない!!!

(訳者注:中国本土では城管という都市管理の役人の横暴がひどく、露天商に対し暴力的な取り締まりをする場面がよく目撃されており、多くの市民に嫌われています。)

→戦車で鎮圧することを提案する

(訳者注:もちろん皮肉です、念の為)

→香港人が香港を治めることを支持する。香港の民主を守れ(お祈りマーク3つ)

→暴徒やりすぎ!香港警察頑張れ!

→つまり89年か…コホン、コホン

→シンガポールの刑法を導入し、尻を叩け

→既に暴力行為じゃないか!なんで香港警察は銃で暴徒を撃ち殺さないのかわからない!(怒りマーク2つ)

→ああ、香港はどうしちゃったんだろう…

→直接中央に頼んで軍の装甲車を派遣してもらえばいい

→香港は既に、かつての香港ではなくなってしまったのか?

→台湾の群衆が見ている。これでもかつての東洋の真珠なんだろうか?

(訳者注:デヴィ夫人のことではありません、念の為)

→梁正英の言葉遣いと統治手法と考えが、どんどん大陸の役人みたいになってきていると感じる。ああ、これって…

→梁書記よ、お疲れさま

→今年の春晩(中国版紅白)を見て、その後、今の香港を見ると、中国は時折、一人の人間の手の中で壊されていくんだね。千年百年たっても変わらない。悲しむべきことだ。

(訳者注:春晩は、旧暦の大晦日に中央テレビで放送される中国版紅白で、歌に加え寸劇やパフォーマンスなども行われ、旧暦の年越しには欠かせない国民的な番組です。今年はあまりにもプロパガンダ色が強かったせいか、史上最低の春晩とネットで評されています。あまりに酷評が多かったせいでしょうか、中央テレビの春晩の微博記事はコメント欄を閉じてしまい、ネット民から更にブーイングを招く破目となっています)

→基本法に従って、処理されるべきだ

→真相がわからないね

→梁振英は北京の威光を借りてあの地位についたんでしょ。どれだけの香港人が支持しているんだろう?

→1989年、香港では史上最大の移民ブームが起こった。彼らが正しかったと事実が証明している

→天安門を暗示してるの?

→いつになったら、大陸で重大な事件があったとき、テレビが生中継をすることが出来るようになるんだろう。その時が来て初めて、大陸、そして大陸人は香港と香港人にあれこれ言う資格がやっとできるだろう。

→やっぱり、アメリカの警察は猛者だね

→卑怯者

→89と較べれば、確かに非常に抑制されているね

→どうやら彼らは春晩によって洗脳されてはいないようだ

→乱れ出すのはいいことだ

→香港に本当の自治を返せ。

→北京と較べればね。あの時は戦車を使ったからね

→香港警察のおじさんに、いいねをあげよう

→違法と暴力は、必ず厳重に罰せよ。

→抑制しなかったらどうするわけ

→香港人が香港を統治するっていうのは、笑い話に過ぎない。

引用ここまで。

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翻訳元:微博


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