【中国】官製メディア「ネットがなくなったら何が一番心配?」-ネット民「何の前触れだ?」「ネットを切るつもりか?」

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人民日報を発行する人民日報社の人民ネットが、微博で以下のような問いをネット民に投げかけています。

「もし今後ネットがなくなったら、あなたが最も心配することは何?」(人民ネットより)

引用ここまで。

人民日報と言えば中国共産党中央の機関誌であり、新華社、中国中央テレビと並ぶ官製メディア御三家(と勝手に呼んでしまいましょう)の中でも、極めて”政治的に正しい”ことでも有名です。同時に、昨年の上海株大暴落のほんの2カ月ほど前に、まだまだこれから値が上がると煽ったことは記憶に新しく、”株民”の深い恨みを買っており、何かにつけてネットで揶揄される存在です。

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さて、この唐突とも言える質問ですが、海南省海口市における当局による暴行の動画の印象がまだ冷めやらぬ中での質問とあって、色々と勘繰る向きもあるようです。どのような声が上がっているでしょうか。早速見てみましょう。

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→ネットがなくなることが、一番心配

→ゲームどうするの

→なくなったら、なくなっただ。心配したってしょうがない(にんまりマーク3つ)

→淘宝できなくなる!!

(訳者注:淘宝は、ネットショッピングのサイトです)

→心配することなんてなさそう

→北朝鮮になっちゃう?

→ネットなくなったら、気が狂いそう

→もしネットがなくなったら、多くの人がどうやって生活していいか、どうやって社交をしていいか、わからなくなるだろう

→最も心配なのは、任志強

(訳者注:党批判をして微博アカウントを閉鎖された任志強氏ですが、つい最近保護観察処分に処され、取り敢えずいまのところ党籍剥奪は免れています)

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→最も心配なのは、海口琼華村の村人(涙目マーク)

→いいニュースは、ネットがなければ、バイドゥ―がついに死ぬこと

(訳者注:バイドゥ―は、中国のナンバーワン検索エンジンですが、現在ある事件に絡み、政府、国民から強い非難にさらされています。この件に関しては、近日中に稿を改めて取り上げる予定です)

→ネットがなかったら、多くの仲のいい友達と全然連絡がとれなくなるし、アイドルの微博も見れなくなる

→島国のアニメが更新されなくなる

(訳者注:島国は日本のことを指しています)

→党国がすべての家にカメラを設置するんじゃないかと心配する

→失業した五毛の大群の就職問題。

(訳者注:五毛はお馴染み、当局に雇われたアルバイト・ネット工作員で、一説には20~30万人いるといわれていますが、実際はどうなのでしょうか)

→道に迷いそう

→一番心配なのは、汚職官吏が自由に好きなことをしてもネットメディアのプラットフォームを使って監督したり暴露したりできなくなること

→本当に孤独になる!

→正義がなくなることが心配

→最も心配なのは、党がさらに横暴無法になること

→防火壁を増強するの?

(訳者注:特定の海外サイトをブロックする”金盾”システムは、防火壁とも呼ばれています)

→すぐ失業(号泣マーク5つ)ネットショップ・オーナーなんで……

→国が終わる

→北朝鮮へならえ?やだね

→とうとう始まったか?

→貿易

→ということは、今後ネット禁止ということか?

→終わった。ネット恋愛ができなくなる。二次元のイヌは絶望の涙に流される

→世界戦争が始まるんじゃ…

→言論の自由

→我が党は、こうやって社会調査をしているのか?

→共産党があと何日政権についていられるか、心配。

→ネット切断まであまり遠くないみたい。10月?

→big boss is watching you(原文ママ)

(訳者注:ジョージ・オーウェルの『1984年』の名文句”Big brother is watching you”から来ています)

→1984計画を実行しはじめたの?

→もう一度革命を

→予防線を張り始めた

→これって、ネット封鎖の前触れ?

→お金がなくて移民できないことが一番心配だ

→地球上の13億が静かになって、声がなくなる……

→反人類だ

→ネットがなくなるんなら、いいよ、みんなで広場に行くよ

(訳者注:抗議活動を示唆しているのでしょうか…)

→やばい、おまえら何するつもりだ????

→ただ恐怖をおぼえる

→抗議デモ

→大丈夫、やつらはそんなことはやらないよ

→本当にそうかな?

→貴党があとどれだけ独裁を続けられるか心配する

→オタクが続けられなくなる

→一生会えなくなる友達がでそう

→新疆人民は、ついにようやく平等になると表明する

↑新疆にはネットはないの?

→あの年の7.5以降、11カ月間ネットが切断され、今でも南疆地区は依然としてネット管制がしかれていて、全新疆では一昨年7月からどうやってもバイドゥ―・クラウドにつながらなくて、淘宝で資料を買うのが大変だった

(訳者注:あの年の7.5とは、2009年の新疆ウイグル自治区における大暴動を指しています。新疆のウルムチ在住の男性の投稿のようですが、民族など詳しいことはわかりません)

→ネット切断の一年を経験して、酸いも甘いも我が大新疆の友人たちは、みんなわかっているだろう

→農民蜂起か?

→鎖国!

→新聞聯播の美しい世界の中で生きるのか?

(訳者注:新聞聯播は、中央テレビの7時のニュースで一番プロパガンダ色が強く、ネットでよく引き合いに出されます)

→度胸があるならインターネットを閉じてみろ。おまえらに度胸があるならな。

→1966に戻る

(訳者注:1966年は、文化大革命が始まった年です)

→なんだと。何を暗示しているんだ?

→世界を見ることができない

→徹底的な鎖国をする前に世論を試しているのか?

→党中央が重大な政治シグナルを送っている

→株式市場がまず崩壊する

→脅さないでよ

→もしだって、ハハハ

→どうしてこんなことを聞くんだ?

→既に経験したよね…09年の時、西北の某省/直轄市/自治区、丸一年、ネットなし、ショートメッセージなし!

→じゃあ、街に繰り出すしかないね

→ネットがなくなったら、さらに発散できるところがなくなるね。もちろん街に繰り出して散歩するよ!

(訳者注:抗議デモを示唆しているようですね)

→やばい、おまえら、何するつもりだ(涙目マーク)

→中央はすでに物理的にネットを切る決定をしたのか?

→中央政府でだれ一人ネットを切る勇気がある人はいないだろう

→インターネット企業が全部倒産する。みんなが一緒に死ぬ。ああ、おそらくおまえらが先に死ぬだろう。

→……とうどうこの日が来たか

→貴党は終わるだろう

→気を付けて、バックします。気を付けて、バックします。

(訳者注:時代を逆行することを指しています)

→大大が命令を下したんだ!!!!!!!

(訳者注:習近平主席のネット上のあだ名は、習大大です)

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→度胸があるなら、やってみろ!

引用ここまで。

翻訳元:微博


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