中国初のノーベル生理学・医学賞受賞! 科学分野での受賞は初めて:喜びにわく中国

nobel prize

嬉しいニュースが入ってきました。10月5日、2015年度のノーベル生理学・医学賞が発表され、大村智・北里大特別栄誉教授に授与されることとなりました。アイルランド出身のウィリアム.C.キャンベル氏と中国人の屠呦呦(トゥ・ヨウヨウ)氏も同時に受賞しています。お隣の中国にとっても嬉しいニュースです。実は今まで中華人民共和国の国籍を持つノーベル賞受賞者は平和賞の劉暁波氏(2010年)、文学賞の莫言氏(2012年)の二人だけでした。科学系の受賞者は今回の屠呦呦氏が初めてです。屠氏は薬学の専門家でマラリア治療薬の開発に尽力し、それが今回の受賞理由となったとのことです。

屠呦呦氏は1930年生まれ、薬学の専門家で中国中医研究院終身研究員兼主席研究員ですが、博士号を持たず、海外留学経験もなく、また中国で科学者に与えられる名誉ある「院士」の称号をもたない点なども注目されています。(「院士」についての詳細はこちらのブログをご参照ください:科学者と政治家の間で-「院士」とは誰か、「中国工程院」とは何か

中国の喜びの声を微博(ウェイボー)で聞いてみましょう。

→おめでとう。中医がダメって言った人、だれ?(訳者注:中国では、現代の西洋医学”西医”に対し、伝統的な中国医学を”中医”と呼びます。”中医”は鍼や按摩などによる治療やいわゆる漢方薬の処方によって慢性疾患や体質を改善をはかるとされています。都市部には”中医”の大きな病院もあり、中国人は疾患や症状の種類により、適宜西医と中医を使いわけているようです。)

→がんばれ!私も中薬(漢方薬)を勉強しています。あなたは我々の誇りです!

→この名前、覇気があるね。

→名前がかわいい

→まさかまさか思ってもみなかった!中国の科学領域における初ノーベル賞がなんと医学・生理学賞から出るとは!大学でマラリアを学んだ時に屠呦呦のご高名は承っていた。屠おばあさん、いいね!医師として自分は大変な名誉を感じる!うちの病院でもこの話は既に噂になりまくってる!

→入試にでるぞ!

→中国の誇り

→21世紀に中国は既に3人もノーベル賞とったね

→(ノーベル賞受賞者は)全部で4人だね

→え、あっ、ダライ…(翻訳元:中国出身のダライ・ラマは1989年にノーベル平和賞を受賞しています。インドに亡命し、チベット亡命政権の元首を務めています)

→中国、すごい

→ようやく中国系ではなくなった(訳者注:今まで、中国系/華人の科学分野でのノーベル賞受賞は度々ありましたが、中国籍の受賞は初めてです)

→また日本人が(ノーベル賞を)とった

→1971年に成果を出して、現在85歳になってやっとノーベル賞をもらった。感嘆する!おめでとう!感服する!

→実力が即ち国力だ

→これが我が国初のノーベル賞受賞者?女性科学者!!すごい!!!!!

→おばあさん、ほんとにすごい

→長いこと待ったけど、ようやく今日が来た

→とても誇らしい。女性だったから、ここまで来るのは男性に比べてとても大変だっただろう

→自分が賞を受けたわけじゃないし、理論上自分は関係ないんだけど…でも、心が揺さぶられた、感動した

→おばあさん、すごい!これって中国の学術体質と環境が変わり始めたってことかな?感動!

→ついに!!!!

引用ここまで。

翻訳元:微博


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