【中国】ネット民は知っている:パナマ文書 習近平主席の義兄の名も-当局は情報封鎖に躍起だが…

panama papers

いわゆる「パナマ文書」の流出で世界に激震が走っていますが、中国ではパナマ文書に関する記事は次々と削除され、微博(ウェイボー)でも「パナマ文書」は検索NGワードになっています。

でも、ネット民は知っています。様々な角度から検索をかけると、パナマ文書に関する投稿、そしてコメントがどんどん出てきます。当局との追いかけっこ状態で次々と削除されていますが、手を変え品を変え、続々と関連投稿やコメントが登場しています。パナマ文書に名前が挙がっている中国の要人(及びその親族)は複数にわたりますが、ネット民の関心は習近平主席の姉の夫(中国語では姐夫と書いて、ヂエフと呼びます)に集中しています。

コメント欄は意見を述べる場であると同時に情報交換の場ともなっており、香港の新聞や削除前の外国メディアの記事の写真などが次々と転載され、中国政府の打ち立てた”壁の外”の情報に触れる場にもなっています。

習近平主席の義兄(姐夫)については以前からネットでも一部話題となっていたこともあり、今回のペーパー・カンパニーの話を聞いてもそれほど意外ではない、という声も少なくありません。少なくとも首相を辞任に追い込んだアイスランドのような事態は中国では起こりえないでしょう。ただ、これを機に、習近平ファミリーが軒並み外国籍(或は外国の永住権)保持者であることなどが拡散されつつあり、そして何よりも決定的に反腐敗運動の正当性が揺らいでしまう可能性が否定できません。反腐敗運動は、当初こそ民衆の大きな支持を得ていましたが、いくら反腐敗を進めても一向に腐敗がなくならない現状に、そもそも問題があるのは体制だとの声があがりはじめ、結局反腐敗運動は体の良い権力闘争ではないかという冷めた声が広がりつつあっただけに、この文書はじわじわとボディー・ブロウのように政権に効いてくるのかもしれません。

中国人の反応です。

→誰かの姐夫(義兄)、むかむかする。中国は終わった

→すぐ消されるぞ。見たいやつは急げ

→姐夫、お大事に

→消される前にスクショしとこ。(中国)国内のメディアは全く一言も言う勇気がないんだから、恥知らず。

(訳者注:当初、パナマ文書について言及した中国メディアもあったようですが、中国要人に関しては何も触れていなかったようです。いずれにせよ、関連記事はすぐに削除されました)

→消される前に、記念書き込み

→姐夫

→元々、盗んだもの?

→アメリカ人がやったにちがいない。パナマ文書には唯一アメリカ人の影がない

→あなたの党(訳者注:中国共産党を指す):アメリカがまた大ニュースで我々を悪者にする

→文書に名前が載るのを恐れる人がいるけど、おれみたいな貧乏人は名前が載りようがない。不公平だ!

→時間がたてば、他の国がこの件をどう処理するか、我が国がどう処理するかがわかるだろう。プーチンは除いてね。

→パナマ文書ってなに?

→陰謀論はまだ通用するのかな?

→オフショア会社じゃないか、こんなのとっくに公開の秘密だってば、驚くことなんかないよ。

→また(政治的)敏感ワードが増えるな

→姐夫が敏感ワードになるのかな

(訳者注:試しに姐夫で検索をかけてみましたが、ちゃんと検索できました。さすがに、姐夫を検索NGワードにしたら、色々不便ですよね。なお、姐夫の本名”鄧家貴”は検索NGワードになっています)

→知りたい:暴露された、あるいはこれから暴露されるすべての国の中で、狂ったようにコメントを削除し、話題を削除し、検索不可にする国はどこの国だろう

→天朝(中国)の部分で光っているのは、ある人の姐夫だね

→壁を乗り越えたみなさん、ご苦労さま

→どうやら本当らしい

→英語の資料を探してみなよ、もっとはっきりと事件が説明されている

→bloombergの中国語版にもよく解説されているよ

→全世界が知っている。唯一天朝だけがこのニュースを知らせない。

→江可沢民(訳者注:江沢民元主席のこと)がどうしていないんだろう?胡(錦濤)も鄧(小平)ですら関わっているのに、唯一漏れているのはその間の一人だ。米帝の陰謀というやつもいるが、これは(中国政府)内部の陰謀だ。

↑内部の陰謀論のわけないじゃないか。アイスランドでは首相の辞職を要求するデモが起きているし、フランスでは当局が徹底調査を表明している。イギリスのメディアもトップで報じている……天朝だけがシーンとしている

→(記事やコメントを)削除すればするほど、事実だと証明していることになる。

→天下の独裁はみんな一緒……独裁の目的は、すなわちカネだ

→おそらくすぐ消されるだろう。言いたいことさえ言えないなんて。くそ

→我々の敵対勢力が一つ増えたぞ。パナマだ!

→削除しなきゃいいのに。削除したら、もっと本当っぽいじゃん

→大大(訳者注:習近平)の大姐夫鄧~賈~貴はバイドゥ―から消えちゃった。

(訳者注:賈と家は同音、即ち鄧家貴のことをわざと違う漢字を使ってあらわしています。バイドゥ―はGoogleが使えない中国におけるNo.1検索エンジンです)

→削除、隠蔽はとってもバカな方法だ

→結局みんな知らないよ!姐夫

→パナマもアイスランドもNGワードなのかな

→いま政府が何を言っても、私はもう信じない

→姐夫も姐(姉)も両方ともオーストラリアの永住権保持者

→某国(中国)では民衆は何か言う勇気があるのだろうか?戦車が出てくるの怖くないの?

→この家の人(習近平ファミリー)はみんな外国人だ。(習近平は)どうして中国人のトップになってるんだろう?言葉もない

→まだ認めないのか、反腐敗運動は何のためか。闘争?

引用ここまで。

関連記事:
【中国】習近平は本当に危機なのか?! 「辞職要求公開書簡事件」(中国ネット民の反応も)

翻訳元:微博


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