【中国人の反応】中国軍副参謀長「日米が南シナ海で巡航するなら座視しない」

shanglila dialogue


6月3日から5日まで、シンガポールでアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)が開かれました。中国からは中国軍の孫建国副参謀長がスピーチを行っており、その発言内容が中国国内でも報道されています。

「”時局”【中国は強硬な姿勢を示した:もし米日が南シナ海を巡航したら、座視せず無視しない】本日(5日)、シャングリラ・ダイアローグが閉幕した。中央軍事委員会聯合参謀部副参謀長孫建国はシャングリラ・ダイアローグの期間中に米日に等しく強硬な態度を示し、孫建国は特に日本防衛省の官僚に直言した:”もし日本とアメリカが南シナ海でいわゆる’連合巡航’あるいはその他の軍事行動を展開したら、中国は座視せず無視しない。”」(頭条ニュースより)

引用ここまで。

近頃、国際社会における強硬発言が何かと伝えられる中国ですが、今度は人民解放軍が頑張っています。スピーチの動画を見ると、孫建国副参謀長は、時折声を張り上げ、はっきりとした抑揚をつけ、かなり強い語気で演説しています。マイク、いらないのでは、と思わせるほど…強硬姿勢を示すことが目的なのであれば、無事、任務成功、と言えるでしょう。

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ここで日米を一括りにしているのが興味深いですね。中国数千年の歴史を誇る権謀術数を用いて強硬策や懐柔策を交えて揺さぶりをかけ、日米を離間・分断させた方が色々と中国にとって都合がいい気がするのですが、それは現政権のスタイルではないのでしょうか。或はうまくいかなかったのか。或は余裕がないのか。いずれにせよ、着々と埋め立てを続け、結局は既成事実を積み上げたもの勝ち、という判断で、このまま”力で押し通す予定”のようにも見えます。

恫喝でねじ伏せ、バラマキで懐柔するスタイルを今後どれだけ貫くのか。内政にしろ外交にしろ、現在の中国は力というものの力量を過信した挙句、取りうる選択肢を自ら狭め、政策が硬直化し、なかなか効果のある解決策を打ち出せていない印象があります。現在、北朝鮮やフィリピンに対する姿勢を見ると、若干の修正の兆しも見えますが、今後、圧迫一方ではなく、よりしたたかな重層的なアプローチを繰り出して時間を稼ぐ道を選ぶのか、(或は権力基盤の問題や内政上の困難がそれを許さないのか)、引き続き注視していきたいと思います。

さて、この発言に対し、中国のネットでは、様々な発言が入り乱れています。コメント欄には五毛(アルバイト・ネット工作員)が動員されている可能性もありますが、そもそもネットには愛国主義的な”噴子”と呼ばれる怒れる青年がかなり存在していますので、今回、五毛にどのくらい動員がかけられているのかは、正直なところよくわかりません。微博(ウェイボー)より、中国人の反応をご覧ください。

→聞き飽きた!

→座視しない無視しない。強烈に抗議する

(訳者注:外交部の報道官は会見で、頻繁に”強烈に抗議”や”非難”を表明していますが、多くのネット民は”どうせ口だけでしょ”と中国政府の”口先番長”ぶりをよく揶揄しています)

→すご-い。拍手してあげる。

→米帝を火の海に陥れるのが決まったな!

→攻撃しなけりゃ腰抜けだ

→言ってみただけ!

→もし本当だったらいいのに。

→中国はハワイをパトロールしたら

→経済が悪くなって、こういうニュースが多くなってきた。頭条ニュースは今後、民生にもっと関心を注いでくれ。庶民はもっと自分の生活を気にかけるべきなんだ。

→ふうん

→ずっと言ってる!全く行動しない!もう信じないよ

→戦争の前触れ?

→おれが認知症じゃないとしたら、これを聞いたのは初めてじゃない気がする

→おまえら自分の子どもをアメリカに送ってるだろう。兵を動かすと誰が信じる?子どもやヨメはもういらないのか?庶民を騙すな!

→強硬になるには実力がいる

→口撃がだめなら手を出さなきゃ

→開戦支持!

→米日?きちがい沙汰だ。

→口撃砲一流

→中国は南シナ海でまた弾道ミサイルを打ってみればいい

→国が軟弱だと思っているやつは、戦争が始まったら率先して勇敢に戦ってくれ

→中国政府はよくやった!

→勝手に言ってろ

→コメント面白すぎ!

→南シナ海の埋め立てが、一番強硬な回答だ!

→ハハ、だから

→攻撃できないだろ。攻撃したら、中国は混乱に陥る

→米日に南シナ海を巡航するよう強烈に要求する!

→こいつに聞きたい。おまえやおまえの上司には、米日に留学している家族がいるんじゃないか?強硬にできないのはなぜだ?

→日本の軍艦だけ攻撃して、アメリカの軍艦は攻撃するな。

→軍が強硬な態度を表明するのは正常だ。外交部の発言は多くのことを考慮しなきゃならない。この二つは同一の部門じゃないんだ。

→中国はどんどん強大になっている

→中国は日本と一戦交えるべきだ。改革開放をして30年たった。中国は日本と一戦をまじえて世界に自分を証明してみる時期にきた。誰が本当のアジアの覇者か、口先だけで大口をたたいても意味はない。中国と日本は戦場で会おう。

→強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議強烈抗議

→歓迎、歓迎、熱烈歓迎。すぐ手を出すのを期待しよう。滅びるのは誰かな。

→コメントを見ていると、非難しかできないと言ってる人たちがいるけど、じゃあ戦争する気なのか?戦争は人が死ぬ。やれと言うのは、まるで家にいる子どもだ。国は結果を考えないといけない。戦争ドラマの観すぎだ。

→五毛には本当にムカつく。本当にこの国のルーザーだ。

→どこも敵だらけ、ゲームの規則を守らない。最後には庶民につけがくる(号泣マーク5つ)

→中国は核心利益については強硬になるべき!

→どこが強硬?

→北朝鮮は日々米帝に警告している!(笑い泣きマーク)

→弾道ミサイルを人工島に設置して、防空識別圏を設定しろ。

→妄想強国

→新冷戦が徐々に展開している…

→南シナ海のバクチは、悲劇に終わる定めだ。だれもこの賭場から抜けることはできない。南シナ海はツキジデスの罠だ~

(訳者注:ツキジデスの罠は、覇権をめぐって新興勢力が既存の大国が往々にして衝突することを指しています)

→遼寧号を派遣しよう

(訳者注:遼寧号は中国初の空母です)

→まず日本のイヌをたたいて、アメリカを威嚇しよう

→コメントを見たけど、明らかに五毛が不足している。

→絶対反対

→カネばらまけよ。

→五毛の畜生、自分の家が強制取り壊しされて、強制移住されて、雷洋されてから、ここに来て騒げ。

(訳者注:雷洋は、警察による暴行死の疑いのある北京の青年の名前で、世間の高い関心を受け、現在検察が調査に乗り出しています。事件の進展を待って当サイトでも改めてご紹介する予定です)

→戦争なんて本当にはできない。張り子のトラ

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→中国の外交は都合の悪い状況にはまっている。国民は(中国)外交がとても軟弱だと思っているし、外国人は(中国外交が)とても強硬で、とても覇権主義だと思っている。

→中国軍の今回の態度表明は”スカッ”とする!こういう風にすべきだ。今は”主人のアメリカだんな”に対峙しているけど、ヤツのイヌ”日本子分”に対しては、今後はむやみにやって来るなとぶん殴ってやる必要がある。

→やれ、やるんだ!

→どんどん孤立する、ああ。

→中国には時間が必要だ!あと十年だ!

→こういう話は、無知で愚かな中国人に聞かせてるんだ。みんなわからないのか、戦争が始まったら、こういう官僚たちの幸福な生活はなくなってしまうんだぞ。考えてみろ……

→コメント欄には、どうしてこんなにも漢奸(訳者注:民族の裏切り者)が多いんだ

→中国は時が来たら立ち上がる!!!

→アメリカ軍は南シナ海にもう長いこと存在している。短期間の間に揺さぶるのは難しいだろう。重要なのは日本人が南シナ海に戻ってくるのを阻止すること!

→【南シナ海問題に関して】一点明らかにしておかなければならない。強硬な立場をとっている外交部がもし将来何か月かのうちに南シナ問題を上手く処理できなければ、西側の国がロシアを包囲し制裁したような目に中国が遭う状況をつくりあげてしまうかもしれない。そうしたら、外交部のトップは全ての責任をとらなくてはならないのだ。

→戦争の危険が増している

→フィリピンをたたくのはいいけど、日米を攻撃するのはやめとけ

→酒飲み過ぎ

→沖ノ島礁(原文ママ)に巡航しろ

→国内の矛盾が十分先鋭化しているのに、戦争する覚悟があるのか。

→五毛よ、すぐ海上に行って、日米同盟に反撃してこい

→また日本車を打ち壊すの?

引用ここまで。

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翻訳元:微博#时局#


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