中国人観光客 バンコク空港で帰国便の遅延に抗議し中国国歌を歌う

bangkok airport
9月4日午後、バンコク発重慶行きの便が遅延したことで、乗客と空港側の間で言い争いとなった。ネットに投稿された動画によると、ある男性がマイクを使って以下のように発言した。我々はボーイング747が迎えに来るよう要求する。飛行機を降りたら保障として1,000元払うように…中国人観光客の一部は、抗議の意として(中国)国歌を歌った。(新浪重庆より)

引用はここまで。

中国人観光客が空港や航空機内でお騒がせ、というニュースが度々報じられていますが、今回のニュースの焦点は乗客によるボーイング747や保障の要求もさることながら、「国歌を歌った」というところにあるようです。動画には待合室でしびれを切らした乗客たちが、職員のいる搭乗口の方向を向いて立ち上がり国歌を歌っているらしき状態が写っています(残念ながら音が再生できず確認できていませんが)。手を指揮者のようにリズムにあわせて、勢いよく振っている人の姿も見えます。

詳細が出るのはこれからの模様です。状況がまだ完全には明らかになっていない中で、色々な意見が出ています。

「国歌まで歌うとは。何が起ころうと、おまえたちはこんな風に騒いで、中国の民度を一体どこへやるんだ。中国の礼儀や協調性を踏みにじって、世界に対して恥をかかせた!軍事パレードで軍事的な実力を見せたのに、(国の)総合力の一つである民度は誰が見せるのだ?見せるのは我々みんなではないのか!おもえたちがこうやって外国で恥をかく。国歌は以前のように偉大なものではなく、おまえたちに汚された。自分たちの無法な天をも省みぬ行いに愛国の帽子をかぶせるな。」

「航空便が遅延した。タイの空港職員は中国人観光客を強引に追い払い、中国人観光客は集団で国歌を歌った。この事件は、タイが中国人観光客を尊重しないということだけではなく、中国のことなど眼中にないということだ。」

「タイをいじめるなんて、もし中国国内でおこったら彼らはこんな風にするだろうか。」(訳者注:繁体字ー香港、台湾、その他国外で主に使われる旧字体ーでの投稿。ハンドルネームよりカナダ在住者の投稿の模様。)

「急いで罵ったりしないように。第一に、なぜ遅延したかを知る必要がある。第二に、乗客と空港側の意見が対立したというからには、双方の意見を知る必要がある。第三に、ニュースをみてすぐ罵る人も、恥だ。」

引用ここまで。

国歌を歌ったのはいくらなんでもやりすぎだ、と意見が多いようですが、より詳しい状況が判明してから意見すべきだとの声も少なくないようです。今回の件は「抗日戦争勝利記念日」で愛国心が高まっている時期に起こった、ということも何か関係しているのかもしれません。また、法や規則にのっとって(そこそこ妥当な)保障等が行われる、という信頼感が中国人民はなかなか持てずにいるのではないのでしょうか。

引用元:微博#中国旅客大闹曼谷机场#