【中国人の反応】ドゥテルテ比大統領「アメリカと決別する」

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フィリピンのドゥテルテ大統領が、中国を公式訪問中に「アメリカと決別する」と発言したことが、大きな注目を集めています。

「【ドゥテルテ:フィリピンは長期にわたり中国に頼る】”アメリカは既に負けている。今は、中国、ロシア、フィリピンの三国で共に世界に対抗する、これが唯一の道だ。みなさま、ここで、私は正式にフィリピンとアメリカが決別することを宣言する……よって、私は長期にわたり、あなたがた(中国)に頼る。しかし心配しないでほしい。あなた方が我々を助けると同時に、我々もあなた方を助ける。」[演説の動画添付:英語/中国語字幕付](ネットニュース聯播より)

引用ここまで。

ドゥテルテ大統領は中国から帰国後、この発言をめぐり、”アメリカと外交関係を断つわけではない””アメリカに傾斜している外交政策を終えるという意味だ”と発言しています。フィリピンの新聞(ネット版)をいくつか覗いてみましたが、同大統領の数々の失言・暴言におそらくは慣れているであろうフィリピン政界も、かなり混乱している模様です。21日には、アメリカ政府もフィリピンに説明を求めています。

今回のドゥテルテ大統領の訪問について、中国政府はかなり綿密に準備をしていたようで、微博(ウェイボー)にも訪問前から同大統領の一挙手一投足がこまめに報じられていました。南シナ海仲裁裁判の判決で大きな外交的痛手を受けた習近平政権にとっては、取り敢えず大きな勝利と言えるでしょう。

ところで、ドゥテルテ大統領は、ロシアのプーチン大統領をヒーローとして挙げています。フィリピンのトランプ氏と評される同大統領だけあって、当のトランプ氏とプーチン大統領好きも共通しているようです。両者は背景も政治信条も異なれど、実は驚くほど似ているのかもしれません。長くお山の大将でやってきただけに批判に弱く、殆ど反射的と言っていいように相手を攻撃し返します。それが政治的に不利な場合でも、どうやら自分を抑えられないかのようです。それでいて、強いもの・権威主義的なものに対して実は弱く、ちょっと褒められただけで、簡単に相手になびいてしまいそうで…暴言や失言、衝撃的な発言に対して、周りが慌てて”実は真意はこうだ”と苦しい解釈を説明して回らなければならないところも共通しているようで、このようなボスをもつ外交実務者は、散々振り回されて大変そうです。

麻薬撲滅に強権を振るうドゥテルテ大統領の人気はフィリピン国内ではかなり高いようですが、人権を無視した超法規的殺人の増加などに対し国内外の批判が強まることも予想され、ドゥテルテ政権の前途もなかなか一筋縄ではないかもしれません。比中蜜月もどこまで計算通りにいくか、今後も注視していきたいと思います。

微博より、中国人の反応を見てみましょう。

→この大統領はちょっとかわいいね!安全に注意してね!

→これって……

→なんだか、気まずい気分なんだけど。

→どうして彼は、中国とロシアとフィリピンが一つのlevelだと思っているわけ?

→物乞いの新たなテクニックだ

→………小学生の女の子みたい。もうXXXちゃんと遊ばない!今後はあなたと私は一番の友達!

→大bossがこんな露骨に言っていいのか?カネのためなら本当になんでも言うんだな!

→中国は世界と対抗しない、我々に必要なのは平和……

→申し訳ないけど、世界と対抗するならご自身でどうぞ。他の国を引っ張り入れないで。

→ウィンウィンの関係はいいよ

→この大統領、頭おかしくなったのか?

→恥知らずだ

→おれたちのカネをだまし取って、それからこっそりアメリカと上手くやるんだろ

→なんと、びっくり

→えっ?

→ドゥテルテはスモッグで頭がいぶされちゃったんじゃないのか

→マオタイ酒を相当飲んだんだね

→実際に行動してみろ!口先で言ったことを信じるな!

→ちょっと納得いかないんだけど、一体何が起こったんだろう。フィリピンの態度が一瞬でこんなにも大きく反転するなんてありえないだろう。彼とアメリカのあいだに何が起こったんだ。あるいは何を企んでいるんだ。この態度の変化は速すぎる。この先に大きな穴がありそうだ。わたしが被害妄想なんだろうが、政治は表面に見えるほどシンプルではないんじゃないかと思う。

→普通の政治家の言葉じゃないよね

→これってアメリカと仮面離婚したってこと?

→友好が地に久しく天に長く続き、米帝倭寇が早く滅亡しますように

→じっくり観察しよう

→数十年前にも、3か国が全世界に対抗しようとした…独日伊

引用ここまで。

引用元:微博

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