【中国】人民日報が”司法を超え”ネットで大炎上-微博(ウェイボー)に#人民日報は恥を知れ#タグ登場

renmin ribao

人民日報がネット民に叩かれています。人民日報と言えば、中国共産党中央の機関誌。党や政府の方針を知る上でなくてはならない由緒正しいメディアですが、微博(ウェイボー)では、「#人民日報は恥を知れ#」というハッシュタグが出回る始末。以前から、人民日報批判はちらほら見られましたが、今回は勢いが違います。炎上しています。

事の発端は「快播(クワイボー)」という動画プレイヤーを開発した企業のCEOが逮捕された一件に遡ります。2015年春、当局は「快播」で猥褻画像が視聴されていることを問題視し、”浄化”キャンペーンの一環として検挙しました。「快播」だけが狙いうちされたのかどうか、背景ははっきりしていません。そのCEO王欣氏の公判が1月8日に北京で開かれました。なんとその公判はネットで生中継され、発言も逐一テキストに起こされ配信されています。

その論述を追っていくと、王欣氏側は、「快播」はプラットフォームにしか過ぎず、「快播」は技術を提供しただけでコンテンツには関与していない、それどころか警察に協力し”不良”なサイトのブロックに努力してきたとして無罪を主張しました。更に弁護人は、携帯電話には毎日詐欺メールが届くが、どうして携帯のキャリアは問題視されないのか、と応戦しました。テキストを読むかぎり、この弁護士、なかなか上手く攻めている、という印象を受けます。

そこに、人民日報がこのような記事を掲載しました。

「被告人が法廷で自己の弁護をするのは公民の権利であり、弁護士による弁護も法律が賦与した権利と職責である。しかし、はっきりする必要がある:違法であろうとなかろうと、自信たっぷりに話す人に目を留めるべきではない。快播の弁護は拍手を勝ちとるにふさわしくない。弁論が鮮やかだからと言って、黒白を混同してはいけない。」

引用ここまで。

人民日報、ご不満のようです。弁護士がいかにそれらしく弁護しようと、黒は黒だと言うことですね。何故か人民日報は判決を予見しているようですね。さすが人民日報、千里眼です。

その記事を読んだ人民から非難のコメントが殺到、猛烈な不満が表明されています。一般人民だけではなく、大手メディアの財経ネットの記者も、メディアは裁判中の案件について偏向報道をしてはならない、違法である、と最高裁の規定を引用し噛みつきました。この裁判、まだ結審していません。明らかに人民日報の記事は一線を超えてしまっています。

人民の怒りの声を見てみましょう。

「人民日報は裁判が結審する前に、直接世論を誘導している。これが、国家メディアがするべきことか?」

「弁護人が法にのっとって行う弁護をおまえたちは詭弁だと言う。こんなことなら、そのまま直接有罪にしてしまえばいいではないか。法律が何になる 裁判所に来て余計なことをする必要なんてあるのか?」

「裁判所がまだ判決を出していないのに、人民日報が前倒しで判決を出すのか?弁護は明らかに法で定められた権利なのに、どうしてそれが弁舌の争いなどということになるんだ?口では散々法に基づいて国を治めると言っておきながら、結局自分の口でほしいままに司法の審判についてでたらめを言う。恥知らず。」

「天国に送ってやる」

「偏った見方を発表する新聞、恥知らず。」

「ニュース媒体でありながら、明らかに司法の公正を妨げるあんな文章を発表するなんて、違法であるばかりか、人民に罵られるのも当然だ。どうして転業しないんだ?」

「人民を代表しないで欲しい。良心も全然ない、鬼畜のようなやつら」

「(人民)日報のフォロアーが本当に何千万人もいると、きみたち自身信じてるの?」

「めまいがする。コメント欄を閉じた!こんなに格調ないことするわけ?!!!快播が有罪であろうとなかろうと、いくら高みにいらっしゃる人民日報だからと言って、誰かが拍手を勝ち取ることを阻止する権利なんてない、誰かが弁護される権利を奪う権利なんてもっとない!」

「公のメディアとして、一日中法治社会の建設をうるさく言っているのに、手のひらを返して法治を公然と強姦するなんて!恥知らず!」

「おまえには人民の叫び声が聞こえないのか?」

「なんと独裁なんだ!主流メディアに判決を出す権利なんかない。人民日報よ、人民の権利を全部代表する権利などない。」

「ホットな話題の上位に押し上げてやる」

(訳者注:”人民日報は恥知らず”というハッシュタグがホットな話題の上位に食い込んだとしたら、かなりのインパクトがあるでしょう。でも、残念ながらその可能性はなさそうです。先ほどまでこの話題は社会分野のランキング上位に食い込んでいたのですが、いま確認したところ、ランキングから外されていました。なんらかの”配慮”が働いているのでしょう)

「彼らは恥とは何かもうわからなくなっているんだ。提灯持ちしかできないのさ!」

「確かに(人民日報に)コメントすることができない。今、試してみた」

「ほんと、恥知らず。堂々たる人民日報がコメントを削除して、微博も削除して、そればかりか世論を誘導して、裁判が終わっていないのに先に判決を出すような真似をして、メディアとして自分が公平で公正だと思う?恥知らず、国内外のメディアを見渡してみても、あなた達より恥知らずな(メディア)は、本当にないよね。」

「ごみ新聞、人民の二文字にふさわしくない」

「本当に恥を知れ!裁判所はまだ判決をだしていないのに、おまえは有罪だと推論して、世論を誘導している!4000ポイントと言ったのは、おまえだ!一ム―の産出量一万斤というのも全部おまえのせいだ!」

(訳者注:2015年の春、人民日報はネットに上海市場の株価は4000ポイントはまだ始まりにすぎないとの記事を載せたところ、政府が株価上昇を保証していると信じた多くの市民が、それをきっかけに株式市場に参入しました。現在の株価は3000ポイント前半です。”一ムーの産出量~”といのは《ムーは広さの単位》、かつて農業生産拡大の方針のもと、現実とかけ離れた農業産出量を各地の地方政府が発表し、人民日報が報じていたことを揶揄しています)

「我々はそもそも誰に拍手を送るかということさえ制限を受けなくてはならないのか。おまえは本当に習大(大)に泥を塗っているな」

「慣れた。この新聞にはずっと失望させられていたし、それどころか民意を全然察したりせず、都合の良いところだけ切り取って、自分は人民を代表していると勝手に思っている。」

「卑劣な手段で世論を操作して司法に干渉する!どうして昇天しないんだ?」

「また独裁が露わになったね。ハハ」

引用ここまで。

翻訳元:微博#人民日报不要脸#


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