【中国】ロイターの微博(ウェイボー)アカウントが突如削除される  

reuters

国際通信社ロイターの微博(ウェイボー)アカウントが、18日、突然閉鎖されました。経済ニュースを中心に中国語で内外のニュースを配信し、77万人のフォロワーがいたと言われています。

原因はどうやら、共産党幹部の去就問題を配信したせいではないか、と言われています。その幹部とは証券監督管理委員会主席の肖鋼氏。株価の暴落に有効な手立てを打てていないとして中国”株民”のあいだの評判がすこぶる悪く、特に年初のサーキットブレーカーの導入、発動、制度の一時停止で混乱を招き、”株民”の大変な怒りを買っている人物です。

ロイターは消息筋の話として、その肖鋼氏が辞任を願い出たというニュースを報じましたが、当の証券監督管理委員会はすぐさまそのニュースを否定し、ロイターに厳重注意を申し入れたと表明しました。その一件がどなたかの逆鱗に触れてしまったようで、事態はそこで収まらず、微博アカウントの即座閉鎖を招いてしまったようです。

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中国ネット民も、突然のことに戸惑いを隠せていません。

コメントを見てみましょう。

「ロイターの微博が閉鎖された。」

「ロイターのアカウント閉鎖されたの?こわすぎ」

「”ロイター中国語ネットReuters”(訳者注:アカウント名)が閉鎖された。なんたること。」

「誤報一つで、ロイターがいきなり閉鎖された。おれも色々言うのやめよう。閉鎖されるの怖いから(ちっぽけな一平民だけど)」

「午後六七時にデマがまわって大騒ぎになって、結局、和諧された!みんな覚えておいて、まじめに仕事しなきゃ!」

(訳者注:”和諧される”とはネットスラングで削除されることを指します。なお、もともとは、中国政府が目標に掲げる調和《和諧》社会を皮肉ったところからきています)

「ロイターがなんと閉鎖された。笑える」

「ロイターは一体何を配信したの?オフィシャル微博アカウントが削除された!」

「ロイターが封鎖された。デマを流したから当然だ。」

「ロイターが閉鎖された。特ダネをつかもうと思っていたら、結局、自分自身が特ダネになっちゃった。」

「大清(国)は堂々たるものだねえ…ロイターですら閉鎖するなんて…ハハハハ」

「肖鋼が辞職したという誤報一本で、ロイターがいきなり閉鎖された。これからは色々言う前に人を見てからにしなきゃ!!77万のフォロワーがいたのに、一瞬で蒸発するなんて…」

「ロイターのサーキットブレーカーが落ちちゃった、何か知っている人いる?」

「【ロイター】”真実”を話したら、高くついた。見てごらん、アカウントが削除された」

「ロイターはやるね、小鋼(訳者注:肖鋼氏のこと)のニュースをまだヘッドラインにしているよ」

(訳者注:おそらく、ロイターの中国語版サイトのことを指していると思われます。こちらは閉鎖されず現在でも閲覧可能です)

「ロイターは口が堅いね、ソースは信用できると断言しているし。事実だとすれば、証監会の中にスパイがいるのか?目を見開いて、事態を見守ろう」

「ロイターの中国語オフィシャル微博が今、こんな風になっちゃってる!(アカウントの抜け殻の画面を添付)ロイターは何の怒りを買っちゃったの?中国のお役人を怒らせたの?それとも中国の組織?それとも(中国の)体質?それとも中国の経済?」

「ロイターは我が国の国情を全然わかっていない。我が国ではリーダーは自分から辞職願いを出すなんてことはないんだ!」

「XG(肖鋼)は中産階級を消滅させるだけじゃあきたらなくて、ロイターまで消滅させた!」

「ロイターのアカウントが(18日)夜に閉鎖された。XXはなんて暴力的なんだ!正しかろうと間違ってようと!弁明の機会さえあたえない!4000ポイントは株価値上がりのスタートに過ぎないと言った、XX日報!なんでまだ続いているの!なんてナイーブ、なんでこんなに自信がないの」

(訳者注:2015年の春、人民日報はネットに、上海市場の株価について、4000ポイントはまだ始まりにすぎないとの記事を載せたところ、政府が株価上昇を保証していると信じた多くの市民が、それをきっかけに株式市場に参入しました。なお、現在の株価は3000ポイントを下回っています。)

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「これからは、まともなニュースを読めなくなってしまった。AFP通信は全部英語だからわからないし」

「ロイターは本当に悲惨、肖鋼が辞職すると言ったらすぐZJH(証券監督管理委員会)にブレーカー落とされちゃった。77万人のフォロワーがいたのに、言論の自由は本当に難しい」

「いきなりアカウント消されるなんて、ひどすぎる。ものを言うにもリスクがあるんだね、言葉を慎まなくちゃ」

「どうやってロイターが訂正するか見たかったのに、結局もうロイター(のアカウントが)なくなっているなんて。なんて速い…」

「ロイターは本当にかわいそう。アカウントが一瞬で秒殺されるなんて。もし株価暴落で、国がこんなに迅速に手を打ってくれていたら…いやいや、もし、って言ってみただけ」

引用ここまで。

なお、この件について、当局から特に声明等は出ていない模様です。

翻訳元:微博,关键词-路透社


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