中国の反応 ラグビーW杯日本が南アに大金星!ところでそれ、どのくらいすごいの?

Croke Park Stadium Goalposts

「今朝イギリスで世界のスポーツ界を揺るがす事件が発生した。2015年ラグビーW杯1次リーグにおいて、日本が34対32で南アに勝利した。南アは過去2回の優勝経験があるチームだ。これは中国サッカーがW杯でブラジルに勝つというくらい不可思議なことだ!CCTV5(中央テレビのスポーツ専門チャンネル)はこの試合を全部生放送した。日本はやりとげた。中国は?」

引用ここまで。

微博(ウェイボー)に中国のスポーツファンのこんな言葉が投稿されています。ご存知の通り、ラグビーW杯イングランド大会1次リーグで日本は南アフリカに逆転勝利しました。この歴史的な大金星のニュースに世界中のラグビーファンが沸いています。BBCやCNNでさえ、スポーツニュースのみならず一般ニュースでもヘッドラインとして大きく伝えています。

中国でラグビーはあまりメジャーなスポーツではありません。ひも解いてみると中国におけるラグビーの歴史は意外に古く、20世紀初頭には上海の租界で外国人が既にプレーをしていました。その後中国人のあいだでも少しは普及していたようですが、戦乱や内戦が続き、また文化大革命では競技自体が禁止されたこともあり、すっかり廃れてしまいました。中国ラグビーの正統は大陸ではなく、香港あるいは台湾に存在するとみていいのかもしれません。現在の中国ラグビー協会が設立されたのは1996年ですから、まだまだ国民の間に広く普及しているスポーツとは言えません。その一方でサッカーは大人気、国家の力の入れ方も段違いです。特に近年、習近平主席自らがサッカーの強化に乗り出しています。国内のプロリーグや海外リーグをテレビで観戦するファンも多く、今回のラグビーW杯における日本の大金星もそんな”球技”や”フットボール”のファン層のアンテナに引っかかったようです。

前置きがすっかり長くなってしまいました。それでは中国のスポーツファンの反応をどうぞ。

「パワーと技術が決め手のラグビーの試合で、身体の小さい日本人が世界一流水準の南アを打ち負かしたなんて。俊敏で忍耐強くタッチダウン(訳者注:トライの間違いでしょう)で一歩一歩点を取っていく。確かに(外国)人を引き入れてはいるけど、それでも敬服する!安倍にはすごい人材がいる。」

「ラグビーW杯、日本が南アに逆転勝利したの見たけど、血管がほとばしって膨張し、熱い血が沸騰した」(訳者注:燃えたぎっているようですね、血沸き肉躍るというところでしょうか、ここだけちょっと直訳してみました)

「ラグビーW杯見たよ。ラグビー見るの初めてだったけど、いいね~」

「努力すれば、信念があれば、不可能なことなんてないんだ!日本が南アに勝った、アジアの誇り!ラグビーの精神は自分のまわりにもある!(力こぶマーク3つ)」

「Oh、一体どうしたんだ?俺はもう長年ラグビーW杯をみてきたけど、なんと史上最大の大番狂わせだ!南ア32:日本34!もちろん、日本には帰化した外国人助っ人がいるんだけどね…」(訳者注:15人制ラグビーでは帰化していなくても一定の条件-3年以上の継続居住歴などーを満たせば国籍国以外の試合にもでられます)

→日本は、自国では代表選手に入れない選手を(外国から)呼んできて使っている

→日本の球技は全面的に開花しているなあ!サッカー、バスケットボール、バレーボール、テニス、そして今ラグビーまで…中国の球技は小さいボールにとどまっている、ほんとに小さいボール大国だ(訳者注:卓球のこと?)制度をやはり改革しなきゃ!そうじゃなきゃ、小さいボールでさえ遅れてしまうよ。

→中国のラグビーは萌芽さえ全くないなあ

→(日本チームは)帰化に頼ってるんだ、意味なし

→ラグビーの代表選手には、外国籍の選手も帰化しないで参加できるよ

→日本は実際本当にアジアでスポーツ最強国になったよな。ラグビー、アイスホッケー、野球、テニス、F1、こういう外国で人気のあるスポーツに関しては、中国はまだ乳飲み子みたいで幼稚だ。

「ラグビーW杯で日本が南アに逆転勝ちした大番狂わせがあったけど、それってサッカーW杯で中国がブラジルに勝つようなもの?」

→中国がカーリングで世界で優勝するみたいなもの

→中国がクリケットでインドに勝つみたいなものでは?

→そんなこと言ったって、誰もわからないよ。殆どの人がその比喩わからない。どこの国が強いかもわからない

→(サッカーで)中国がブラジルに勝つくらいの大番狂わせだよ。日本と南アの実力差はそれほどは大きくないけど、でもラグビーは大穴あてにくいんだ。もしかしたら最も大番狂わせが起こらないスポーツかも

→中国がバスケットボールでアメリカに勝つみたいなものかな?

→以前日本のテレビで日本の大学のラグビー大会みたけど、視聴率とても高かったよ。すべてのことには原因があるんだよ。

→(サッカーで中国ではなく)日本がブラジルに勝つような感じ

→南アはせいぜい(サッカーの)オランダだよ

→日本は外国人助っ人がいたし

→オリンピックの卓球の決勝で、アメリカが中国に勝つみたいなもの

→日本の選手はみんなうれし泣きしてたね

→中国はまずW杯に出場しなきゃね

→(ラグビーで)南アがニュージーランドに勝つみたいなものだろ

→(サッカーで)日本が今のブラジルに勝つようなもの

→結局なんといっても、大番狂わせ

(訳者注:南アの世界ランキングは3位、日本は13位です、念の為。論争はまだまだ続いています…)

引用ここまで。

中国のスポーツファンは、思いのほか日本チームや日本選手を応援してくれるような気がします。もちろんそれは中国チームや中国人選手がエントリーしていない場合に限りますし、中には日本だけは絶対に応援しないという人もいますが。一つには一般的に中国人ファンも、身体能力や体型面で東アジア人にはハンディがあると感じているようですね。人種的に似た者同士という親近感があるのでしょうか。大きくパワフルな欧米人や高い身体能力を誇るアフリカ系の選手たちを相手に小柄ながらも奮闘している日本人選手を見ると、力づけられたり勇気づけられるファンも少なくないのかもしれません。

あ、あの五郎丸選手の”おがみポーズ”も写真付きで紹介されていました。

翻訳元:微博 关键词-橄榄球



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