【中国】人民日報:地方官僚が「羊に扮した小学生を斜面に配置し」羊いっぱいの豊かな村を上級幹部にアピール-ネット民「幹部は近眼か?」 

sheep

「【人民日報:貧困削減の成績を見せるために小学生に白いビニール袋を被せ羊に扮するようにさせる】少なくない貧困地区では、”風景を造る””富豪をつくる”などの”メンツ行程”が存在している。地方によっては、上級(の官僚が)視察に来る際、自分たちの貧困削減の成績を見せるために、小学生たちに化学肥料の白いビニール袋を被らせ、(上級の)指導者たちが通る山の斜面に腹ばいにさせた。指導者たちが遠くから見て、山の斜面には”美しい羊たち”がいると大いに称賛するのだ。」(財経ネット)

引用ここまで。

オリンピックの誘致のため、緑のペンキで北京の”緑化”を補ったり、はげ山をごまかす為に緑のペンキを塗り地域住民に健康被害を出したり、と言ったような話は聞いたことがありますが、今度は小学生の出番です。こういうことを思いつくお役人は、ある意味有能なのかもしれません。肥料の袋を小学生に被せて斜面に配置するなんてアイディア、なかなか思いつくものではないですし、それを本当に実現させてしまうところがすごいような気がします。でも、いかんせん、有能さの発揮の方向が根本から間違っているとしか…

この”視察”というもの、実に不思議で、どこからか”サクラ”が湧いてきたりします。おそらくどこの国でも地域でも、”視察”に備え見栄えをよくしようとする傾向はあると思いますが、中国の地方政府にとっては”上級”からの”成績”評価が死活問題なのでしょう。向いている先は人民というより”上級”なのでしょうか。

”上級”だけでなく、外国人がプロジェクト見学(視察)に行く場合も同様です。「ちゃんとやっている」と見えるよう、ああ、動員かけたな、というのがよくわかる時があります。”サクラ”のおばちゃまなどにちょっと突っ込んでみると、すぐボロが出たりします(発言役は事前に振付済みなので除く。)もちろん、地方のお役人の”メンツ”の手前、こちらもその場では一応色々感心してみせたりしますが。今回の羊の件も、もしかしたら、”問題はばれたことだ、今度はばれない方法を編み出さなくては…”と中国の片隅で雪辱を誓っている”有能”地方官僚がいるのかもしれません。

ところで、冒頭の写真は記事からとったもので、「本文と無関係」と但し書きがあります。くれぐれも私のように無駄に”間違い探し”をして時間を潰さぬよう…

微博(ウェイボー)より、中国人のコメントです。

→あらまあ。なんだこりゃ

→恥知らず

→新技能

→指導者が夜に、すべての羊を焼いて食べたい、って言わなくてよかったね

→なんと、道徳はどこにあるんだ?厳しい懲罰を与えるべきだ!同意するものは、いいねを押してくれ

→このアイディアを出したヤツに山の上で羊に扮する三年の懲役刑を言い渡すことはできないのか?

→このことがわかっても、厳しい処置をしないのか????

→笑える

→(いい)人材だ、惜しいのは、知恵の使い方が偏ってるんだ

→新たな大躍進だ。指導者は知恵があるね

(訳者注:大躍進政策は、1958~1961年に毛沢東が主導した農業・工業の大増産政策で、経済的に英・米を追い越すことを狙ったものの大失敗に終わり、2,000万人から5,000万人の餓死者を出したと言われています)

→指導者は目が見えないの?

→アイヨー…くらくらする

→即刻クビ

→中国人に創意工夫の精神がないなんて言うやつは、出てこい

→だから三でぶ(訳者注:北朝鮮の金正恩第一書記のあだ名)はいつも望遠鏡を持ってるんだな

関連記事:
中国:”三でぶ”は禁止! 金正恩の悪口をネットから排除

→それから山の上には緑のペンキを塗って木とするんだよ

→こういう幹部は銃殺だ!

→人材輩出

→本当なの?

→独裁国家とはこういうもんだ

→よくやった!

→人造風景、人造肉、人造卵、Made in China!

(訳者注:中国ではニセ肉やニセ卵が出回り、社会問題となっています)

関連記事:
【中国】北京のスーパーで”ニセ肉”が入った肉まんを販売 意外に良心的との声も

→この話、どこかで聞いたことがある

→我々の子どもは、こういう社会の中で育っているんだ

→ニセモノづくりが、恥知らずの域に達した!

関連記事:
【中国ニセモノ事情】「有害マスク」にご用心!大気汚染深刻化の中国で、かえって危険な”偽マスク”出現
【中国ニセモノ事情】なんとニセ精神病院まで… 13年間”患者”家族から”治療費”を巻き上げる!
ニセ札工場摘発:中国史上最大-約40億円!
ついに”ニセ銀行”まで出現!中国最新ニセモノ事情

→指導者は近眼なの!?

→全世界の中で、このような例がまたとあるだろうか?よくやった!また世界一だ!続けて努力しろ!

→統計局の数値によると、2020年に現行基準で全面的に貧困から脱するそうだ

→こういうことは、専制政権の下でのみ可能だね

→指導者も以前こういうことをやってきたんだよね

→北朝鮮は?

→すごい、これこそ我らが国家の特色だ。上に政策あり、下に対策あり!

→本当に創意工夫だねえ…あなたの党(共産党)はとても聡明ね~

→中国の夢~

→もうたくさん

引用ここまで。

真面目な地方官僚の方々にもたくさんお会いしたことがあると、一言付け加えさせてくださいね。

翻訳元:微博


人気ブログランキングへ

応援お願いします!、
ボタンを”ポチッ”と押してくださいね。