【中国】中国協力のタイの鉄道建設計画に暗雲? タイが中国の融資を断り、距離も大幅縮小、昆明との路線接続もなかったことに?!

thailand railwat


2014年末、中国とタイはタイ国内の867キロメートルにわたる鉄道建設計画に合意しました。昨年12月に起工式が行われたものの、建設費や、工事の請負い方法などをめぐる両国の間の不協和音が漏れ聞こえてきており、4月2日で微博(ウェイボー)にこのような記事が掲載されています。

「【中国・タイ鉄道協力が再び災難に見舞われる 中国鉄路総公司は双方にはまだ交渉の余地ありと言っている】タイ政府は最近突然、中国・タイ鉄道プロジェクト投資資金を自ら調達することを決定したと切り出した。中国側からの融資は求めず、また路線の三分の二以上を短縮する。国境を超える部分の路線は建設しない。これに対し、鉄道輸出の中国側代表である中国鉄路総公司は、これはタイ側の意見であり、将来的に中国、タイ双方に交渉の余地があるだろうと表明している。」(財経ネットより)

引用ここまで。

最初は高速鉄道ということで始まったタイの鉄道計画ですが、政変を経て、また中速度に変更されたりしながらも、結局中国がその建設を受注しました。資金(融資)も技術も、そして労働者や建設資材も中国から持ち込むという中国お得意の受注スタイルに、どうやらタイ側からノーを突き付けられてしまったようです。タイ側の発表によると、資金はタイ政府自らが調達、距離も大幅に縮小し、労働者や資材は基本的にタイ側で調達、中国からは技術の提供を受ける予定だとか。ラオス経由で昆明まで接続する構想も、国境まで路線を伸ばさないため、事実上中止へ。中国側の旨味は大幅に減ってしまうようです。

これが事実上の最終決定なのか、中国側が言っているように交渉の余地があるのか、タイ側の瀬戸際的交渉戦術なのか、中国メディアの報道からははっきりとはわかりません。ただ、少なくとも数か月は両者間で交渉が行われてきたものの、意見の隔たりは埋められていないようで、話がこじれてしまったのかもしれません。

微博(ウェイボー)より、中国人の反応です。

→どうして外国と協力すると、彼らはすぐ前言を翻すんだ?契約云々は紙切れにすぎない!一帯一路にきっと影響があるだろう!

(訳者注:一帯一路は習近平主席が提唱する中国の外交政策で、中央アジアを通るシルクロード、及びインド洋を通る海のシルクロードを結ぶ外交・経済圏の構築を目指す構想のことを指します)

→おれが前から言っているとおり、おれたちにはそのうち友人がいなくなってしまうだろう。

→メコン河の水を止めてしまえ

→困難はつきものだ。前途は明るい

→バラマキをするな

→災難につぐ災難。約束したのにいつでも翻すだなんて、頼りにならない。

→庶民のカネをどこでもばらまいて、結局台無しにされて--どんだけ馬鹿なの?ハハ。

→以前ね、日本は東(北)三省に鉄道を建設したかったんだよね。そうしたら、東(北)三省は占領されたんだよね。

→余地っていうのは、中国がカネを出し人を出し、完成したらお金も運営権もあげるっていうことでしょ?

→どうして毎回鉄道の大きな受注話があると、何日かして災難のニュースがあるの。一体ちゃんと契約成立しているの?お金かせいでるの?

→だめ、どうやら海外進出できなさそうだ(涙マーク8つ)

→忘れるな!タイは第二次大戦の時から、親日だ

→反人類反人権、反普遍的価値の独裁国には友人はできない

→できるだけ頑張って、中タイ鉄道は必ず建設しなければならない。陸路で輸出するために、封鎖を突破する大きな意義がある

→タイと契約交わしていなかったの?

→まず川の水をせきとめて、それから旅行は安全ではないという通知を出して、それからコメを検査したら問題がみつかって。それから…

(訳者注:中国が鉄道を輸出すると同時に、タイは中国にコメを輸出しています)

→高速鉄道は小国には役に立たない

→一帯一路は難しい。言うこと聞いてくれない……

→海外に出て行くのはとても難しい。でも難しくても出て行かなくてはならない。

→値引き交渉の一つにすぎない

→フルーツを検査しろ。タイへの旅行を制限しろ

→一帯一路の延長上にある国は、信用評価の低い国ばかりだ。損するのは当然だ

→ならずもの 対 無頼

引用ここまで。

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翻訳元:微博


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