【中国】病院で診察「番号」をとるだけで4,500元(約80,700円)!ダフ屋に怒る女性に、続々と同情の声

scalper problem in hospitals

病院のロビーで撮影されたある動画が、ネットで大きな注目を集めています。

中国の病院で診察を受けるためには、多くの場合、番号をとるために長時間並ぶ必要があり、大変な時間と労力を必要とします。その割には診察時間は極端に短く、長年庶民の大きな不満の的になってきました。(詳しくは、以下の関連記事をご参照ください。)そこに暗躍するのが”ダフ屋”で、患者の弱い立場につけこみ、窓口で払う費用の何倍もの値段で番号を売りつけるという行為が、都市部の大病院を中心に公然と行われています。

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この若い女性は、いかにダフ屋が横暴か、この動画の中で訴えています。彼女は地方から北京の病院にわざわざ診察を受けるためにやってきて、早々と並んでいたということですが、いざ受付時間になるとダフ屋の一群十数人が平然と割り込み、番号を買い占めて行ったため、結局番号がもらえなかったとのこと。そこにダフ屋が本来300元(約5,400円)の番号を4,500元(約80,700円)もの高値で売りつけに来たため、怒りが爆発したようです。

病院側の警備員がいることはいるのですが、ダフ屋と結託しているのは明らかで、ダフ屋が横入りしても、とがめだて一つしていなかったとのこと。動画を見ると、彼女の周りには何人もの人々(同じく番号を取りに来た患者さんでしょう)が取り囲み、彼女を見守っています。そのうちの一人の女性は、そっと彼女に白湯を手渡し、寄り添うように立っています。

最後に彼女は、「この大北京、もし今日、私が帰宅する途中で死んだら、この社会には本当に希望がない。これが北京、首都なんだ」と言って涙ぐみます。

この動画が微博(ウェイボー)に投稿されると、瞬く間に転送、拡散され、ホットな話題のトップに躍り出ました。メディアも取り上げ、関係部門も一応重い腰をあげる素振りはみせているようですが…

中国人の反応です。

→動画の最後の方で、老人が一緒に泣いているね。これは社会の悲哀だ

→国の幹部はこういうニュースを見るのかなあ

→どうして番号をとるだけで何百元も必要なんだ。病気を診てもらう前に、首から出血でもしそう。

(訳者注:北京の病院は、番号代が高いようですね。専門病院が多いこともあるかもしれません。地方の病院では数元《約100円》程度だ、とのコメントがいくつかありました)

→このお嬢さんが言っている一言一言は、ダフ屋の問題だけじゃない、関連する問題はたくさんある。暴露されるだろう問題はもっとある。病院で診察を受けるのにダフ屋がはびこっているのは、この一日二日の話じゃない。一年二年単位の問題だ。これははっきり言って、一連の産業になっている!長い間、全く根本的に解決できていない。庶民が診察を受けるのは大変だ。医療の危機だ。一般庶民は生きていくのが大変だ…

→毎日毎日反腐敗運動ばっかりやってるんじゃない。この社会は腐敗以外にも、もっと力をいれてやらなければならないことがある!本当は罵りたくなんかないけど!でも言わずにおれない、くそったれ!

→唯一感謝したいことは、この社会にまだ世論の受け皿があること。市民がニューメディアの力を通して心のうちを言えること。社会のために声をあげられること(涙マーク2つ)

→社会が明るくなってほしい。こういう事に直面したら、勇気をもって反抗してほしい。反抗する人が多ければ、闇も恐れるだろう。

→ああ、泣いた!!!!首都よ!!!我ら魔都(上海)も同じだよ!

→言葉を聞いて、やるせなくて。国は厳罰に処すべき!

→利益と言う点からみると、この女性を黙らせればいい。こういう人間を黙らせた方がダフ屋の問題を解決するよりずっと簡単だよね。

→こういうことを言うとは、命知らずなのか?帰宅する途中に本当に死んでもいいのか……どうりで、結局若者は、世間知らずだ

→私が今できることは、病気にかからないことだけのようだ…

→我々は深く国を愛しているけれど、我らの社会は一度、また一度と一般庶民の悲哀を痛感させてくれる。

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→ハハ。どっちにしろ、この国にはもう失望している。

→中国の夢

→これは社会の風潮の問題だ。某某病院を処分するというだけで終わらないでほしい。風潮を変えなければ、全国ではびこったままだ

→中国にはもう一回革命が必要だ

→蜂起だ!

→いまの社会はお金以外には権力がものを言う。殆どの人はこういう黒幕に出会うと、不公平な時は沈黙することを選んでいる。この女性はダフ屋相手に立ち上がった。言うは易し行うは難しだ。よくやった!

→どこの地方にもにっくきダフ屋がいる。こういうことに対してみんな何もできないが、多くの人の注意をひいて、世論をもりあげ、政府機関に解決するよう迫るんだ。

→ひどい、なんと新浪視頻(動画サイト)はコメントを禁止した。こういう政治と関係ない話題のコメントを禁止するなんて、恥知らず

→一人の若者として、私も確かにこの国にとても失望している。

→並ぶのは3時間、診察は2分

→番号の受付を実名制にしてほしい。一人一つしか番号をとれない、重複はだめ。こういう問題に対策が打てないとは思えない。

→病気を診てもらうのが難しいという問題は解決可能だと思う。どれだけの人が、彼女と同じ境遇を味わったことか。

→中国の病院は救いようがない

→本当に見ていて悲しい

→やるべきことをやっていない関係部門は、他にどれだけあるのだろう?

→番号をとるのに、300元だって???病気できない…

→警備員じゃないよ!これは院長の問題だ!院長が知らないわけがない!ありえない!院長がお金を受け取っているんだ!すべては利益でつながっているんだ!

→どうして、番号代をとるんだろう?

→小さい声で聞きたいんだけど、ネットで番号をとれないの?でも、動画を見て悲しくなった。あのお嬢さんが病気を診てもらえるといいね、早くよくなりますように!

(訳者注:大都市の一部の病院では、ネットで番号を取得するようになっています。その一方で、ダフ屋が不正なソフトを使って、オンラインでも番号を買い占めるケースがあるとの報道も出ているようです)

→ああ!最後まで見ると、本当に泣きたくなる!!

→お嬢さん、本当にかわいそう。でも残念ながら何日かたったら、何の効果もなくなってしまうだろう。結託するやつはまた結託する。ハハ、こういう社会だ。

→ただで病気を診てもらえる国もあるのに。

→お嬢さん、よくやった!!

引用ここまで。

翻訳元:微博#女子痛斥医院票贩#


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