「観光客にフレンドリーな都市ランキング」にランクイン??

guangzhou

米国の旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」がまとめた2015年版の「観光客にフレンドリーな都市ランキング」が発表されました。その中で、広州が3位にランクイン!と言っても実は広州がランクインしたのは「フレンドリーな都市」ではなく「フレンドリーではない都市」の方なのですが…

この報に接した人民の反応をどうぞ…

「『世界で最も観光客にフレンドリーではない都市』で広州が第3位:ヴェネズエラのカラカスが1位、モロッコのカサブランカが2位、中国の広州が第3位。理由は:人や車がひしめいていて、不潔、汚染がひどく、やみくもに痰を吐く、面白い観光ポイントが殆どない。」

「広州が『世界で最も観光客にフレンドリーではない都市』(第3位)ですって…今、道を聞かれて一生懸命教えてきたのに…でも広州っ子はフレンドリーだと思う。私たちはみんなとっても親切だもの!!」

「確かに、広州は全然フレンドリーじゃないよね、地元の人は傲慢で自尊心が強くて、全然謙虚なそぶりも礼儀もない、本当に広州はフレンドリーじゃない。」

引用ここまで。

賛否両論色々あるようですが、広東語のせいだと指摘する投稿も結構ありました。話しかけても地元の人同士、広東語でずっと話していてこちらを向いてくれない等々。中国でも南方の、特に沿岸部の方言は普通話(標準語)から見れば殆ど別言語ですから、他地域の人には排他的に感じられるのかもしれません。とりわけ広東語は香港や海外の華僑の多くも使うことから、方言の中でも非常に影響力の強い方言と言っていいでしょう。他の中国人にも「フレンドリーではない」と思われてしまうのは、そんなことも関係しているのかもしれません。

もっとも投稿の中で圧倒的に多かったのは、やはりと言うのか、広州の話題のはずなのに上海に対する意見でした。このような意見が出ることはハッシュタグを見たときになんとなく予想されてはいたことですが…

「え~、まじ、広州が『観光客にフレンドリーではない都市』の第3位?!世界中で~ええ、上海じゃないの?」(広東語特有の漢字を多用した投稿)

「広州ということにあまり反対はしないけど、まあ中国だからね。でもどうして上海を選ばなかったのか、理解できない。」

「広東(省)はまだましだと思うな。上海人はあまりフレンドリーじゃない、特におばさんの年代。道を聞いても教えてくれないし、態度が悪い人は自分で標識を見ろ、と言う。」

「上海で道を聞いたとき、もうこれ以上ないくらい丁寧に聞いたのに、掃除婦のおばさんは私を一瞥しただけ。今までみたことがないくらい悪い態度。上海の一部の人々はとても物質的で、お金にならないと話もしない。」

「私は(ランクインすべきなのは)上海だと思う。おじさんが上海で働いているけど、列車に乗って上海に着いて道を聞いたら、上海人は私を見たとたん田舎者を軽蔑する表情を浮かべた…上海人は上海以外の都市の人は全て田舎者と思ってる。あ、言い忘れたけど私は長沙(湖南省の省都)人。」

引用ここまで。

いや、ここぞとばかり叩かれています。上海を擁護する意見はごくわずか。中には、そうだ、よそものは民度が低い、と開き直った上海人のコメントまで出ている始末。上海語を話さないとタクシーに道を遠回りされるとか、お店でぼられるという話はよく聞きますが、外国人の間だけではなく他の地域の中国人も同様の認識をもっているということがよくわかりますね。

個人的には、広州はそんなにフレンドリーでない、という印象はありません。広東語スピーカーと行ったせいかもしれません。お高く止まっているという感じがあまりないのは広東語の語感のせいかもしれませんね。上海は、うーむ。なぜか昔からよく上海語で話しかけられますが…取り敢えず今度から道を聞くのは控えようと思います。中国の大都市にはそれぞれ個性があって面白いですね。

翻訳元:微博#全球最友好城市#