【中国】習近平主席、中央テレビ視察-ネット民の意見は真っ二つ?!

xi jiping on cctv


19日、習近平主席は、人民日報社、新華社、中央テレビを視察し、その後、党の”ニュース世論工作座談会”を開催し「ニュース世論工作は、正確に世論を導びかなければならない」と発言しました。

このニュースは、微博(ウェイボー)でも色々なメディアが報じています。最近、主席関連の記事のコメント欄は、①閉じているか、②殆ど削除され、ろくなコメントが残っていない(中味のない賛辞がごく少々)のどちらかのパターンが多く、なかなか当サイトでも紹介できずにいました。ところが今回このニュースに関しては、①②のパターンに加え、かなりの数のコメントが掲載されているコメント欄を発見することができました。もっとも、このコメント欄も真っ二つに分かれ実に対照的です。両方をご紹介しましょう。

まず、今回の訪問先のうちの一つ、中央テレビのコメント欄から。

【コメント欄A(中央テレビニュースより)】

→コメントできないかと思ってた(笑顔マーク)

→とっても萌える

(訳者注:冒頭写真を指していると思われます。なお、冒頭写真は中央テレビでの一コマ。左に立っている男性は、中央テレビの看板アナウンサーです)

→人民の公僕

→とってもいいね(親指を立てるサムズアップマーク3つ)

→いいね

→なんと、コメントできる。習大大こんにちは!

(訳者注:習大大は、習近平主席のネットでのあだ名です)

→習大大はとてもかわいい

→視聴率爆上げだ

→習大大超級萌(原文ママ)

→よい主席

→習大大が健康で、国が強大になってほしい

→人民の公僕。(サムズアップマーク2つ)

→ハハハハ面白い

→人民のよい主席

→祖国偉大

→今日のニュースは必ず見なきゃ

→いいね

→拍手、いいね

引用ここまで。

コメント数こそかなりあるものの、はっきり言って、まともなコメントがありません。”萌える””人民の公僕””よい主席”など、同じフレーズが何度も繰り返し出てきます。中味のない賛辞ばかり。中央テレビはなんと言っても官製メディアですし、今回の視察先ですから、正しいコメント欄である必要があるのでしょう。いわゆるアルバイト・ネット工作員の”五毛”の書き込みなのか、あるいは別の人々の書き込みなのか知るよしはありませんが、どうやらこれを書き込んだ人々は、何を書き込んでいいのか、ネタに困っていたのかもしれません。

次は、直球勝負のコメントぞろいのコメント欄です。よく削除されずに残っていたなあ、というのが正直な感想です。もしかしたら雑誌なので当局の監視から漏れてしまったのでしょうか…あるいは…

【コメント欄B(新財富雑誌より)】

→また文革するのか

→経済がめちゃくちゃになると、権力を集中させる傾向がどんどん顕著になってきた。反腐敗運動の正当性もあやしくなってきたような気がする

→クルマがバックします、気を付けて。

(訳者注:時代が退行することを言い表しています)

→中華まんよ、こんな風にして行くと、三でぶが著作権料を徴収しに来るぞ

(訳者注:中華まんは習近平主席のあだ名です。三でぶは、金正恩第一書記のあだ名です)

→言いたい事を言えばいいさ、今後はハハハと笑うしかない

→捏造だ、ひとかたまりの、ニセのニュース!

→あなたは皇帝で、あなた方はみんな皇帝ってことね、わかった

→万歳万歳万万歳

(訳者注:皇帝に対する万歳の斉唱方法です)

→ネットも閉じられるんだろう

→そのうちに憲法が修正されるだろう

→おまえは銃を持っている。おまえがボスだ。おまえが楽しければそれでいい!

→世界には、永遠のものなど何もない

→天気予報もちゃんと導かないとね

→どっちの方向に導くの

→この世界はどんどんよくなってなんかいない、かえって反対方向に飛ぶように走っていっている。文革のにおいが空気に充満しはじめている。この社会について言えば、三十余年の発展は黄梁の一炊の夢(訳者注:一瞬の夢)にすぎないのか、結局つけを支払うのは我々みんななんだ。

→薄熙来を思い出す

(訳者注:薄熙来は元重慶市長、2012年に失脚し、無期懲役の判決を受けています。毛沢東スタイルの民衆動員型政治キャンペーンを展開していたことで有名です)

→後退だ

→国は人民のものだ。あの党派のものではない。言論の自由が全くない。あるのはひっきりなしの削除ばかり

↑国は共党(訳者注:共産党)のものだ。まだ人民のものだと思ってるの?

→国をうまく治めたら、みんな自然にああだこうだ言わなくなるよ

→やはり三でぶだけが身内だったか、本当に…

→恐い

→正確に導くとはどういうことか、はっきりしてくれ

→皇帝を名乗ればいい

→人民は某党がもう我慢ならない

→時々、本当にわからない。正確に世論を導くとはなんのことだろう。異論を述べるのは間違いということか。

→我らは文革時代に戻ってしまう!

→はじまった。私たちの世代がまた経験するなんて思ってもいなかった。移民するお金もないし、どうしたらいいか…

引用ここまで。

翻訳元:微博 关键词-习近平,央视,媒体


人気ブログランキングへ

是非是非、応援お願いします!
ボタンを”ポチッ”と押してくださいね。