習近平主席訪英!でも中国ネット民の関心はもっぱら…

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10月19日から23日まで、習近平主席は国賓としてイギリスを訪問しています。バッキンガム宮殿で開かれた晩餐会や中国製原発建設の合意など華やかな話題を振りまいていますが、中国国内での反応は果たしてどうでしょうか。

微博(ウェイボー)では訪英の何日も前から「習近平訪英」というハッシュタグがホットな話題に登場し、主席の訪英を盛り上げようとしている雰囲気がうかがわれます。それなりの閲覧数もあるようですので、人民の関心がないわけではなさそうですが、肝心のコメントがどうも今一つで…第一にコメントの絶対数が少ない。またコメントの内容も通り一辺倒のような…英中関係に対する考察や歴史、国際関係を踏まえた視点といった、それなりにちょっとは中身のあるコメントがなかなか見当たらないのです。メディアの伝え方にも問題があるかもしれませんが、あまりにも訪米時と違います。(訪米時の反応はこちらをご参照ください:習近平主席訪米 中国人の反応

例えばこんなコメントが…

→私のタイは君の服装にあってるよ(ハートマーク)(訳者注:外遊時の習近平主席のタイと彭麗媛夫人のドレスの色はいつもマッチしています)

→キャサリン王妃は本当に美しいね。ちょっと痩せたかな

→習大大の笑顔に萌える(訳者注:習大大は習近平のネット上でのあだな。方言で習おじさん、という意味だそうです)

→習大大、かっこいい!

→彭麻麻、きれい(訳者注:彭麻麻、あるいは彭媽媽は彭麗媛夫人のあだな。彭ママ~お母さん、という意味とかけています)

→中国の牡丹VS英ロンドンのばら(訳者注:彭夫人とキャサリン王妃を指しています。牡丹は梅に並び中国の事実上の国花です)

引用ここまで。

圧倒的にこういうコメントで占められています。自国の首脳の堂々としたふるまいや、ファーストレディーの姿かたち、またイギリス王室のファッションに興味が注がれるのはそれはそれでよくわかりますが…自国に王室がなく、皇室(王室)外交と普通の外交が分かれていない国では仕方がないのかもしれません。

他のコメントを見てみましょう。

→中国とイギリスの関係が友好でありますように

→習大大威厳があるね

→習大大の今回のスピーチはイギリスの議会で幅広く好評だったね。彼は大国の自信と強大さを体現するね!(訳者注:イギリス側の報道ぶりは、ずいぶん違うようですが…ご参考:《英語》“Awkward moments for Xi in ‘mother of parliaments’” 《議会における習の気まずい瞬間》The Financial TImes)

→平和、発展、協力、ウィンウィン~へへ(訳者注:スピーチの冒頭にあるフレーズです)

→舟山の漁民が勇敢にもイギリス軍を救ったんだ。りすぼん丸だ(訳者注:スピーチは、第二次世界大戦中に中国の浙江省舟山の漁民が、撃沈された日本のりすぼん丸に乗船していた英軍捕虜を助けたエピソードを紹介しています)

→強国と交流するともっと強大になる

引用ここまで。

このような中国の強国化や英中関係の発展を望むコメントがいくつかみつかりました。でも、具体論にやや乏しいような気も…例えばイギリスの最大の狙いであるロンドンのオフショア人民元ハブ構想について、なにかコメントはないのでしょうか。ようやく、一つ見つけました。

→やっぱり人民元の国際化だよね

引用ここまで。

でもこれも直接イギリスのオフショア市場に言及しているわけではありません。英中はアヘン戦争を初めとして歴史から見てもかなり深いかかわりがあると思うのですが、本当に中国人は英中関係に関心があるのでしょうか。それとも、関心のある人々はたまたまネットをやらないだけなのでしょうか。

検索の結果、原発関連のコメントをみつけました。今回の首脳会談で英中両国は、資金難に陥っていた原発に中国企業が60億ポンド(約1兆1000億円)を出資するほか、別の原発にも中国製の原子炉を導入する方針で合意しました。さすがに実際にお金が動く話になると、少しはコメントも増えるようです。

→中国強大、中国強い

→よくやった!

→爆発しない?

→自国はまだ火力発電に頼っているというのに

→ばらまき外交だ。しばらくしてお金がなくなったら?

→原発株爆発だ!

引用ここまで。

翻訳元:微博#习近平出访英国#, 关键词-英国 核电


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